[総理杯]上手い筑波から強い筑波へ…福岡大に3発勝利で10年ぶり4強
ゲキサカ / 2015年8月13日 6時24分
[8.12 第39回総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント準々決勝 筑波大 3-1 福岡大 J-GREEN堺]
第39回総理大臣杯全日本大学サッカートーナメントの準々決勝が12日に行われ、筑波大(関東2)と福岡大(九州1)が対戦。前半に奪った3ゴールで逃げ切りに成功した筑波大が勝利し、10年ぶりの4強進出を手にした。
序盤から主導権を握ったのは、9日間で5試合をこなす過密日程を考慮し、「連戦なのでコンディションの良い選手、相手とマッチした選手した時に有効だろうと思った選手を選んだ」(小井土正亮監督)という筑波大。
2回戦の北陸大(北信越)からスタメン6人を入れ替え、村山努と三宅智大が初めてダブルボランチを組んだが、小井土監督が「選手たちが賢くプレーしてくれた」と称えたように、中盤で確実にピンチの芽を摘み、福岡大の攻撃陣を苦しんだ。
攻撃で主役となったのは2年生ストライカーのFW中野誠也。「何度オフサイドになっても良いから、相手DFをぶっちぎれと伝えていた」(小井戸監督)との狙い通り、12分には右後方からMF吉川修平が前線に送ったフィードに反応し、ゴール前に抜け出すと、落ち着いて先制点をマークした。
23分にもDF早川史哉が左CKを「とりあえず来たボールに触ろうと思っていた。ゴールの瞬間は自分でもよく覚えていない」と無我夢中で身体で押し込み、福岡大を突き放したが、以降は後方でのパス回しで左右を揺さぶり、縦へのフィードを狙った相手の攻撃に苦しむことに。29分には中央でパスを受けたMF川上竜が左に展開。ノーマークで受けたDF瓜生紘大がゴール前にクロスを送ると、FW薗田卓馬が頭で中央に折り返した。ラストはFW山下敬大がヘディングシュートを狙ったが、わずかに枠の左。39分にもDF中島大貴の縦フィードがゴール前に落ち、薗田が反応したが、GK岩脇力哉の飛び出しに阻まれた。
筑波大は苦しい時間を凌ぐと、39分に三宅のロングフィードに反応した中野がこの日、2点目を奪い、3点差での折り返しに成功した。
後半は、福岡大が自陣から前線にロングボールを蹴り込むスタイルに攻撃の比重を移した。筑波は「彼らがあれだけ縦に蹴ってくることが分からなかった。プレッシャーのかけ方をどうしようか悩んだ」と小井土監督が話したように、当初はボールの奪い所が定まらず苦戦したが、「ピンチらしいピンチはなかった」(小井土監督)とDF西村洋平ら守備が決定的な仕事をさせず。
-
-
- 1
- 2
-
この記事に関連するニュース
-
久保建英が空中戦のヘディングで先制点と退場を誘発!! ソシエダ、“3強”に食い込み国王杯ベスト4へ
ゲキサカ / 2025年2月7日 10時44分
-
久保建英 スペイン国王杯で4強入りに貢献「スパイシーで危険」と高評価
東スポWEB / 2025年2月7日 10時13分
-
ユース取材ライター森田将義記者が選ぶ「東北新人11傑」
ゲキサカ / 2025年2月5日 19時38分
-
J1昇格クラブ躍進の鍵は「一体感」 町田&東京Vに倣え…元日本代表が示すトップ基準【コラム】
FOOTBALL ZONE / 2025年2月4日 6時50分
-
出場校チーム紹介:東福岡高(福岡)
ゲキサカ / 2025年1月13日 0時25分
ランキング
-
1デコピンは「おしっこを我慢できる」 Vパレードの裏で…球団カメラマンが称賛「3時間で1度も」
Full-Count / 2025年2月9日 12時34分
-
2田中希実、女子3000で日本新
時事通信 / 2025年2月9日 12時0分
-
3プロ野球キャンプに潜む違和感「いや、逆!!」 大物登場で指摘発生「不思議だ」「CMよろしく」
THE ANSWER / 2025年2月8日 21時3分
-
468億円の“使い道”が「よくわからないんだ」 識者が語る貯金事情、大谷翔平に同情
Full-Count / 2025年2月9日 8時26分
-
5フィッシャーが男子3000mで世界新 世界室内ツアー・ゴールド
AFPBB News / 2025年2月9日 12時6分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください
