[MOM1437]名東MF神田瑞輝(2年)_流れ引き寄せた2年生ボランチ

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[8.14 ミズノカップU-18IN熊本サバイバルマッチ 名東高 3-1 龍谷高 大津町総合運動公園多目的広場]

　名東高は2年生MF神田瑞輝が多彩なパスで存在感を放った。「自分からFWの裏とかへ出すことをしっかりやっていきたかった」というボランチは正確な繋ぎに加えて、判断よくスペースを見つけてそこへ落とすパスなどで攻撃にリズムを生んだ。

　龍谷高の技術高いボランチコンビにボールを握られる時間帯もあった。だが、名東の2年生ボランチも負けていない。まず守備に力を注ぎ、厳しいチェックでボールを奪うと、そこから判断早くボールを動かして名東に流れを引き寄せていた。

　目標の選手として「イニエスタとかシャビとか凄くパスが上手い」とスペインの熟練MFたちの名を挙げた神田。縦中心となっているチームの攻撃のバリエーションを増やしたいと言い、また「(個人的には)獲ったあと遅かったりするのでもっと速く出せるように」と改善することを誓った。そして武器である相手の背後へ通すパスを磨いてより、試合を決定づけられる選手になる。

(取材・文　吉田太郎)▼関連リンク
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