柏と対戦の広州恒大、第2戦を見据え負傷のFWエウケソンが登録リスト入り

　負傷によりアジアチャンピオンズリーグ(ACL)準々決勝の登録メンバーを外れるとみられていた広州恒大(中国)のFWエウケソンだが、メンバー入りを果たしたようだ。18日20時に広州が登録リストを変更しない旨をアジアサッカー連盟(AFC)へ通達したという。中国『新浪』が報じた。

　5月上旬に背中を負傷し、復帰したばかりのエウケソンだったが、8月15日の上海申花戦で再び同箇所を痛めた。MRI検査の結果、全治約3週間と診断されていた。

　これを受けて、エウケソンに代わり、FWロビーニョを追加登録するかどうか、ルイス・フェリペ・スコラーリ監督とメディカルスタッフが話し合いを重ねたようだ。その結果、8月25日に柏レイソルと戦うACL準々決勝第1戦の出場は絶望的だが、来月15日の第2戦へ出場できる可能性はあることから、メンバー変更はしないことに決まったという。

　スコラーリ監督は「準決勝まで広州恒大が勝ち上がった場合にエウケソンの攻撃力は非常に重要となる。また、ロビーニョよりもチームにとって大きな役割を担っていると考えている」とコメントしている。

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