[プリンスリーグ関東]課題残すも意地見せあった等々力決戦、川崎F U-18対桐光学園は2-2ドロー
ゲキサカ / 2015年9月1日 23時21分
[8.30 高円宮杯プリンスリーグ関東第12節 川崎F U-18 2-2 桐光学園高 等々力]
高円宮杯U-18サッカーリーグ2015プリンスリーグ関東は8月30日、第12節2日目を行い、等々力陸上競技場で開催された4位・川崎フロンターレU-18対6位・桐光学園高戦は2-2で引き分けた。
川崎Fの10番MF三笘薫が「決めきらないと勝てないと痛感した試合でした。悔しすぎますね」と首を振り、桐光学園のMFイサカ・ゼインは「勝ち切れたゲームだった。やっぱりもったいないというのが一番あります」と唇を噛んだ。ともに「勝ち切れなかった」と悔しがった“川崎ダービー”は勝ち点1を分け合う結果となった。
バリエーションある攻撃からチャンスをつくり出す川崎Fは前半、特に三笘や右サイドのMF渡邉啓太郎のドリブル突破が脅威に。18分、20分と三笘からのパスを受けたエースFW岸晃司がシュートを放つと27分には右サイドを破った渡邉の折り返しを岸が合わせ、36分には中央から仕掛けた三笘が自らのスルーパスのこぼれを右足で狙う。岸が「最初は緊張というよりも興奮の方が、やりたいという気持ちの方が強かった」という川崎Fがホーム・等々力に1000人近い観衆が集まった中で、アグレッシブな攻撃を見せる。
危ういシーンが多かった桐光学園もカウンターからイサカがフィニッシュまで持ち込むなど、刺し返す力を示す。34分にはGK名良橋拓真の好セーブに阻まれたものの、U-18日本代表FW小川航基の右足FKがゴールを捉える。さらに39分には左サイドを突いたイサカのパスからFW桑原孝太郎が決定的な左足シュート。そして前半アディショナルタイムには中央から右サイドへ展開し、攻撃参加したSB佐藤海徳がクロスを放り込む。ファーサイドでマークを外した小川が頭で正確にゴールへ押し込んで先制した。
桐光学園は後半開始直後にも加点する。左中間からイサカ、小川、MF鳥海芳樹と繋ぎ、最後はDFを右側から外した鳥海が右足でゴールを破った。堅守・桐光学園が掴んだ2点のリード。だが有力校のひとつとして臨んだ全国高校総体1回戦・久御山高戦で2点リードから追いつかれてPK戦で敗退し、その後の練習試合でも2-0から追いつかれる試合が続いているというチームは、リードを守ることができない。川崎Fは2点目の失点直後に波状攻撃。渡邉の左足シュートがクロスバーを叩き、混戦から左SB川崎晶弘が放ったヘディングシュートも左ポストに直撃してしまう。それでも8分、FW瀬川セーシャの右足シュートのこぼれ球を右SB島崎竜が右足で押し込んで1点差とする。
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