エースとしての覚悟…岡崎「点が取れないなら自分は要らない」
ゲキサカ / 2015年9月2日 20時25分
エースとして自らを追い込んだ。日本代表FW岡崎慎司(レスター・シティ)は3日のW杯アジア2次予選・カンボジア戦(埼玉)に向け、「シンガポール戦の結果を払拭できるだけの試合がしたいし、結果を出したい」と力説。自らのゴールでチームをW杯予選初勝利に導く覚悟を口にした。
W杯予選初戦となった6月16日のシンガポール戦はチャンスがありながら決め切れず、スコアレスドロー。ホームでまさかのドロー発進となり、試合後は5万7533人の大観衆から大ブーイングが飛んだ。
「シンガポールは決して弱くはなかった。(相手の)センターバックは跳ね返す力を持っていた」。3か月前の試合をそう振り返り、「(アジア予選が)簡単じゃないことが分かった。もちろん分かっていたけど、そこを勝ち抜く気持ちが必要だし、勝ち抜く精神力をチームとして付けないといけない」と力を込める。
日本代表の1トップを任されている以上、チームが点を取れなければ自分の責任という思いはだれよりも強い。「(点が)取れなかったら、自分が100%悪いという気持ちでやりたい。ボックス内で仕事をしないといけないのはチームも代表も同じだけど、代表では責任がもっと重い」と岡崎は言う。
昨季まで所属したマインツ、今季から移籍したレスターでもセンターフォワードとしてプレーし、欧州の屈強な守備陣相手にもまれ、得点感覚を研ぎ澄ませてきたが、日本代表における役割は、よりゴールという部分に集約されているのだという。
「1トップは、得点を任されているポジション。(ハリルホジッチ監督からは)『そこに陣取っていていい』と言われているし、『点を取るために動いてくれ』と言われている。そこはプレミア(リーグ)と違う」
クラブチームと日本代表における自身の役目の違いについてそう語る岡崎は「点が取れなかったら自分の責任だし、自分は要らない存在になる。それぐらい点にこだわらないといけない。その気持ちでパスを何回も呼び込んでいきたい」と意気込んでいた。
(取材・文 西山紘平)
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