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G大阪がGK対決までもつれたPK戦制す!名古屋はPK戦直前に楢崎→高木も実らず

ゲキサカ / 2015年9月6日 22時31分

[9.6 ナビスコ杯準々決勝第2戦 名古屋2-2(PK9-10)G大阪 パロ瑞穂]

 ナビスコ杯の準々決勝第2戦が6日に行われ、連覇を目指すガンバ大阪が名古屋グランパスをPK戦の末に下して、準決勝に駒を進めた。G大阪は準決勝でアルビレックス新潟と対戦する。

 先制は名古屋だった。前半7分、名古屋移籍後初先発となったFW野田隆之介がピッチ中央からドリブルを開始。ゴール前まで持ち上がると、粘って右足シュート。移籍して1年半、故障に苦しんだ野田。第1戦で鮮やかなデビュー戦弾を決めていたが、2試合連続ゴールで全快をアピールした。

 しかしここからは第1戦同様、G大阪が攻め込む場面を多く作った。第1戦は休養に充てていたMF遠藤保仁やFWパトリックといったあたりが、積極的に名古屋ゴールに迫る。すると前半41分、遠藤のスルーパスにMF阿部浩之が反応。右足で蹴り込み、試合を振り出しに。そして2戦合計スコアでもタイに持ち込んだ。

 後半に入ってもG大阪ペースは変わらない。ただ8分のMF倉田秋のヘディングシュートもポストを直撃。17分にはDFオ・ジェソクがエリア内から左足でゴールを狙うが、GK楢崎正剛の好セーブに阻まれてしまった。

 名古屋は後半12分から約6か月ぶりの公式戦出場となるMF田口泰士を投入。MF矢野貴章を最前線に上げて勝負に出る。決定的なチャンスが訪れたのは後半45分、田口のFKがゴール前に入ると矢野がタイミングよく頭で合わせる。しかしシュートはGK藤ヶ谷陽介の正面を突いてしまい、勝ち越しとはならなかった。

 試合は180分では決着が付かず、アウェーゴール関係なしの延長戦に突入。すると延長前半4分、G大阪は右サイドからのCKを獲得。遠藤が正確なボールをゴール前に上げると、名古屋守備陣の前に入ったDF岩下敬輔が頭で合わせて勝ち越し。ようやくG大阪がリードを奪うことに成功した。

 しかし名古屋も諦めない。延長前半15分、G大阪が引いて守りを固めるがDF田中マルクス闘莉王が最前線まで上がる。そしてその闘莉王が小川のクロスを頭で押し込み、再び試合を振り出しに戻した。

 延長後半は追いついた名古屋ペースで進む。5分にはMF望月嶺臣が決定的なシュートを放つが、GKの後ろにカバーに入っていた岩下がヘディングでクリア。同8分には田口のFKを小川が頭でコースを変えて狙うが、ボールはポストを叩いて外れていった。雨中の決戦はPK戦に突入。名古屋の西野朗監督はPK戦を見据えて試合終了直前で楢崎に代えてGK高木義成を投入した。

 迎えたPK戦、両チーム5人目まで成功させてサドンデスに突入。6人目、先攻の名古屋は矢野が枠上に大きく外してしまう。しかし決めれば勝ちの後攻・岩下が左ポストに当ててしまい失敗。勝敗が決しないまま、PK戦は続いた。

 そして迎えたGK対決となった11人目、先攻の高木がクロスバーに当てて失敗。後攻の藤ヶ谷がゴール右隅に決めて、G大阪が準決勝に勝ち進んだ。

●ナビスコ杯2015特設ページ

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