全体を俯瞰し流れを読む長友「自分をおとりにしてもいい」
ゲキサカ / 2015年9月7日 5時30分
イランに入って2日目、日本代表はテヘラン市内で現地入り後初となる実戦的なトレーニングを行った。DF長友佑都(インテル)は「今日動いてみて、気候の面で湿気がまったくない。日本と環境が全然違うし、そこに慣れないといけない」と語った。
非公開で行われた練習では主に攻撃面を確認。3日のW杯アジア2次予選・カンボジア戦(3-0)の反省点を踏まえ、「クロスの精度、パスの精度、シュートの精度。こないだの試合(カンボジア戦)の修正点をミーティングでやったし、修正するトレーニングもできた。良くなると思うし、良くならないとダメ」と力を込める。
カンボジア戦の前半は右サイドバックのDF酒井宏樹が積極的に高い位置を取ったこともあり、オーバーラップも自重気味だった長友だが、後半に入ると、徐々に攻撃参加の回数が増えた。「前半は右サイドが多かったけど、後半は相手も修正してきて、(日本の)左が空いてきた」と、右に重心がかかる日本の攻撃に対応してきた相手の出方を逆手に取った。
「状況に応じて、相手のフォーメーションも見ながら、しっかり考えてやっていきたい」。試合の流れを読む目と状況判断。左サイドバックの位置から全体を俯瞰する長友は縦関係のコンビネーションについても言及した。
「僕は前の選手が気持ちよくプレーできるようにサポートしたい。(カンボジア戦で先発した)武藤にも『自分をおとりにしていいし、どんどん(中に)入ってシュートを打て』と言っていた」。FW武藤嘉紀、あるいはFW宇佐美貴史とコンビを組むことが多い左サイド。その連係をより深め、バリエーションも増やしていくつもりだ。
(取材・文 西山紘平)
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