4年ぶり2発で歴代9位タイの23ゴール、香川「まだまだ積み上げたい」
ゲキサカ / 2015年9月9日 6時44分
[9.8 W杯アジア2次予選 日本6-0アフガニスタン テヘラン]
一瞬、静寂に包まれた。前半10分、左サイドのMF原口元気からパスを受けたMF香川真司(ドルトムント)が右足を一閃。ペナルティーエリア手前からミドルシュートをゴール左に叩き込んだ。
「いい形でシュートを打てた。(原口)元気がうまくドリブルで相手をかわしたので、自分にもコースができた。そこの連係はよかったと思う」。それまでスタンドでチアホーンを吹き鳴らしていたアフガニスタンのサポーターが息を止め、スタジアムは静まり返る。香川の2試合連続ゴールで幸先よく先制に成功した。
2-0で折り返した後半4分にも原口のスルーパスからPA内左に抜け出し、左足でシュート。右のサイドネットに流し込み、3-0と突き放した。「ボールがいいところに返ってきて、冷静に決められた。でも、ああいう細かいプレーは難しかった」。アザディスタジアムのピッチ状態は悪く、ボールは不規則に弾み、バウンドもイレギュラーだった。
「それは試合前から分かっていた。細かいプレーより、ダイナミックなプレーを意識した」。それが前半10分の思い切りの良いミドルシュートにもつながったのか。「前半でのゴールがチームに勢いや安心感をもたらすというのはこの前の試合でも感じていた。そういう入り方ができたのは良かった」という価値ある先制点だった。
代表での1試合2ゴールは11年10月11日のW杯アジア3次予選・タジキスタン戦(8-0)以来、約4年ぶりで、代表通算4度目。これで国際Aマッチ通算23ゴールとなり、歴代9位タイでFW高原直泰と並んだ。「まだまだ積み上げていきたいし、そういう数字は気にせずに1試合1試合やっていきたい」。3日のカンボジア戦(3-0)に続く2戦連発の計3ゴール。日本の10番がしっかりと結果を残し、チームを予選2連勝に導いた。
(取材・文 西山紘平)
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