岡崎、安堵の2発…予選3戦目の初ゴールに「FWとしては焦る」
ゲキサカ / 2015年9月9日 6時43分
[9.8 W杯アジア2次予選 日本6-0アフガニスタン テヘラン]
安堵の2ゴールだった。6月16日のW杯アジア2次予選・シンガポール戦(0-0)、今月3日の同カンボジア戦(3-0)と2試合連続で無得点に終わっていたFW岡崎慎司(レスター・シティ)が今予選初ゴールを含む2得点。「決めてないと、FWとしては焦るというのはある」と素直に喜んだ。
日本代表では昨年3月5日のニュージーランド戦(4-2)以来、約1年半ぶりの1試合2ゴール。国際Aマッチ通算46ゴールとなり、FW三浦知良(横浜FC)が持つ歴代2位の55ゴールまであと9点となった。格下相手が多いアジア予選でゴール量産といきたいところだが、1トップを任されるエースとして、アジア特有の難しさも感じている。
「アジアの難しさがあると思っていて、アジアは別なのかなと率直に思う。アジアでやるときの形を見つけないといけない」。アジアでは引いた相手との対戦が多く、中東などアウェーの環境も独特なものがある。クラブチームと代表ではプレーを使い分ける必要があるというのが岡崎の率直な思いだ。
ハリルジャパンにおける1トップの役割についても「1トップは窮屈というか、自分は本来は大きく動くタイプ。今までは止まった状態でプレーすることがあまりなかった。今はいかにゴールを取るかを90分間考えている。1トップとしてのクオリティー、アイデアを出していかないといけない」と、試行錯誤を続けている。
「こいつに上げておけば決めてくれるという匂いを持った選手になりたい」。どんな環境、状況でも結果を残すストライカーへ。クラブと代表で、岡崎は2つの異なる挑戦を楽しんでいる。
(取材・文 西山紘平)
●ロシアW杯アジア2次予選特集
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