高木の移籍後初ゴールが決勝点!! 浦和、苦しみながらも柏撃破
ゲキサカ / 2015年9月12日 2時26分
[9.11 第2ステージ第10節 浦和 1-0 柏 埼玉]
J1は11日、第2ステージ第10節1日目を行い、埼玉スタジアムで浦和レッズと柏レイソルが対戦し、後半43分にFW高木俊幸の移籍後初得点となる決勝ゴールが生まれて浦和が1-0の完封勝利を収めた。
ホームの浦和は8月29日に行われた第9節横浜FM戦から先発の入れ替えはなく、前節と同じ11人がスターティングメンバーに名を連ねた。一方の柏は前節甲府戦から先発2人を入れ替え、MF大谷秀和とDF山中亮輔が先発起用された。[スタメン&布陣はコチラ]
序盤からリズムを作り出したのは浦和だった。前半1分にMF梅崎司がヘディングシュートでゴールを脅かすと、同4分にはMF柏木陽介のスルーパスからPA内に進入したMF関根貴大が際どいグラウンダーのクロスを送るが味方には合わなかった。一方の柏は同6分、高い位置でボールを奪ってカウンターを発動させるとFW工藤壮人がシュートまで持ち込むも、これは相手選手のブロックに遭った。
その後も浦和が主導権を握って試合を進めると、前半10分には柏木のパスから抜け出したMF武藤雄樹がネットを揺らしたが、これはオフサイドの判定に取り消される。同24分には武藤とのワンツーでゴール前に進入したFW興梠慎三が、さらに同26分には梅崎、関根とつないだボールから再び興梠が決定機を迎えたが、ともにGK菅野孝憲に弾き出されて先制点を奪うには至らなかった。
柏も前半37分に山中の蹴り出したCKからDFエドゥアルドがヘッドで狙ったが、GK西川周作の守備範囲に飛んでしまう。同44分には浦和が好機を作り、DF森脇良太のスルーパスに反応した梅崎のクロスから最後はMF宇賀神友弥がボレーで合わせたが菅野に阻まれた。
前半ロスタイムにはFWエデルソンの送ったクロスをDFキム・チャンスがヘッドで合わせるが、ボールは惜しくもゴール右へと外れ、スコアレスのまま後半を迎える。ともにシュートまで持ち込む場面を作り出しながらもゴールが生まれずに時間が進むと、後半9分に柏はエデルソンに代えてMF太田徹郎を投入する。
後半18分に浦和が決定機を創出したものの、MF阿部勇樹の鋭いパスを受けた柏木が右足で放ったシュートは菅野に弾き出された。同27分にはMFクリスティアーノが強烈な直接FKを枠内に飛ばすも、西川が反応してゴールとはいかなかった。すると、浦和は同28分に興梠に代えてFW李忠成を投入して状況を打開しようと試みる。
後半29分には柏にビッグチャンスが訪れる。キム・チャンスが送ったロングボールをクリスティアーノが胸で落とすと、森脇のクリアしようとしたボールに反応した工藤が、飛び出した西川よりも先に触ってシュート。無人のゴールに吸い込まれると思われたが、ボールはゴールポストを叩いてしまった。
スコアレスのまま試合は終盤を迎えたが、後半43分に浦和が試合を動かす。左サイドからボールを受けた途中出場のFW高木俊幸が右足でシュートを狙うと、ここまで好セーブを続けていた菅野の前でバウンドが変わってボールはゴールネットへと突き刺さった。そのまま逃げ切った浦和が1-0の完封勝利を収めた。
(取材・文 折戸岳彦)▼関連リンク
[J1]第2ステージ第10節1日目 スコア速報
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