[プレミアリーグWEST]攻守の要欠く中で京都橘が首位・C大阪U-18に逆転勝ち
ゲキサカ / 2015年9月11日 21時43分
[9.5 プレミアリーグWEST第13節 京都橘高 2-1 C大阪U-18 西京極]
9月5日に西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場でプレミアリーグWEST第13節が行われ、最下位の京都橘高(京都)が首位のセレッソ大阪U-18(大阪)に逆転勝ちという番狂わせを起こした。
試合は攻めるC大阪、守る京都橘という図式で進んでいく。C大阪はDF庄司朋乃也(負傷離脱中)、DF舩木翔(U-18日本代表中国遠征)、MF立石和真(出場停止)を欠く中、ボール支配率で上回ってハーフコートマッチで攻撃を仕掛ける。先制点は14分。右CKを獲得すると、キッカーのMF丸岡悟はショートコーナーを選択。右サイドからのクロスを一度は跳ね返されたが、こぼれ球を拾って左サイドへ展開すると、DF森下怜哉のクロスをゴール前でFW岸本武流がトラップから冷静に流し込んでスコアを動かした。
その後も敵陣で試合を進めるC大阪だが、自陣で人数をかけて守る相手を崩しきれずになかなか決定的な場面を作り出せない。対する京都橘は耐える時間が続くが、攻め込まれても相手のシュートに対して最後のところで身体を張るなど追加点を許さず、逆にカウンターから敵陣深くを突くシーンを作り出す。前半終了間際にはカウンターからFW輪木豪太がドリブルで持ち込んで放ったミドルシュートがポストの内側を直撃するなど、得点の可能性を感じさせてハーフタイムを迎えている。
後半も同様の試合展開が続く中、次にネットを揺らしたのは京都橘だった。20分、相手のサイドへ展開しようとしたパスを奪ったMF梅津凌岳がドリブルで敵陣を突き進んで右前方のスペースへパスを送り、走りこんだ輪木がGKとの1対1を制してスコアをイーブンに戻した。この場面、右から左へのダイアゴナル・ランで相手DFを引き付けたFW堤原翼の動きも効果的だった。
ここから試合はヒートアップする。C大阪は28分に投入されたMF松岡大智が積極的な仕掛けやシュートで攻撃に勢いをもたらせば、京都橘も再び梅津ー輪木の1年生コンビにより迎えた決定機がポストに阻まれるなど、両チームとも勝利を目指す姿勢を打ち出していく。そして試合終了間際、両チームにチャンスが訪れる。
42分、京都橘はCKのこぼれ球に反応した輪木の顔面に相手選手の高く上げた足が当たって、PA内で間接FKを獲得。これをDF堀尾橘平が右足で蹴りこんで、ついに試合をひっくり返した。追い込まれたC大阪も最後の力を振り絞って攻撃を仕掛け、43分にエリア内で松岡がシュートを放つが、GK谷田貝壮貴の好セーブに阻まれる。アディショナルタイムに松岡が放ったミドルシュートも枠を捉えられず、主審のホイッスルが西京極に鳴り響いた。
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