[プレミアリーグEAST]「あれほどまでは」流経大柏はMF富樫がイメージ超えるスーパーミドル決めるも・・・
ゲキサカ / 2015年9月22日 15時33分
[9.19 高円宮杯プレミアリーグEAST第15節 流通経済大柏高 1-2 市立船橋高 流通経済大柏高G]
登録168cm、57kgの細身のMFが文字通り「スーパー」なミドル弾を叩き込んだ。流通経済大柏高のダブルボランチの一角として先発したMF富樫和樹は0-0で迎えた前半アディショナルタイム、右ロングスローのこぼれ球に右中間の位置で反応すると、「前半の残りも少なかったですし、普段からシュート練習も多くやっていたので思い切って狙おうと思いました」と右足を振りぬく。これが次の瞬間、ゴール右隅へズドンと突き刺さる先制ゴールとなった。
「右は狙ったんですけど、あれほど上手く行くとは思いませんでした」。高校年代最高峰のリーグ戦であるプレミアリーグでもなかなか目にすることができないような弾丸ミドル。富樫自身も「あれほどまではと思っていなかった」と想像を上回るような一撃を驚いていたが、普段のトレーニングから同じようなミドルシュートを決めていたと言い、キックに自信を持っていたという。これが高校入学後の公式戦初ゴール。ボランチのポジション争いの中で本田裕一郎監督をはじめとするコーチングスタッフたちにアピールする意味でも大きな、大きなゴールだった。だが、チームは逆転負け。富樫も「決まった時は行けるかなと。ベンチでも活気づいたというか、勢いづいたんですけど、警戒していたセットプレーでやられたのはまだまだ成長しなければいけない」と残念がっていた。
「自分はボール取り。ひとつ先のプレーを読んで縦パスだとか空中戦とか、中盤やFWのカバーをしっかりできる選手になりたい」というMFがこの日、最も意識して取り組んでいたのはセカンドボールを拾うこと。役割を従順にこなしゴールも決めたが、「(ダブルボランチを組む)菅原が前から追っていく中で縦パスとか浮き球を拾うことは意識していました。きょうは結構守備中心でやったんですけどもっと散らしたり、シュートを打っていかないといけない」と試合を通じての攻撃面については満足していなかった。
守備面についても、もっと球際で体を張り、ボールを奪うことのできる選手にならなければならないと感じている。「もうちょっと中心としてプレーしないといけない」と意気込むMFは課題を改善し、より積極性も高めて名門の中軸になることを目指す。
(取材・文 吉田太郎)▼関連リンク
2015プレミアリーグEAST
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