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[選手権予選]2人退場の実践学園が執念の延長同点弾も、東海大高輪台がPK戦で「当たり前」の西が丘王手!

ゲキサカ / 2015年9月24日 9時0分

[選手権予選]2人退場の実践学園が執念の延長同点弾も、東海大高輪台がPK戦で「当たり前」の西が丘王手!

[9.20 全国高校選手権東京都Bブロック予選2回戦 実践学園高 2-2(PK1-4)東海大高輪台高 駒沢補助]

第94回全国高校サッカー選手権東京都Bブロック予選は20日に2回戦2日目の4試合を行い、12年度の代表校・実践学園高と東海大高輪台高との一戦は2-2で突入したPK戦の末、4-1で東海大高輪台が勝利した。東海大高輪台は10月18日の準々決勝で成立学園高と戦う。

「積み重ねてきたことがちゃんと積み重なっている、表現できている。ただ、甘いんですよ。2-1で終わらないところとかやっぱり甘いです」。東海大高輪台の川島純一監督が指摘したように、退場者2人を出して9人で戦う実践学園に追いつかれたことは反省点。それでも最後まで諦めない心を持って向かってきた実践学園をわずかな差で振り切った。前半に先制点を許したが、10番のMF野村浩輔は「練習の中でも自分たちの雰囲気が今、川島先生も『7年間で一番いい』っておっしゃってくれて、それの自信もあった。実践のビデオとか見ても、力的に劣っていないというのがあったので、そこを意識して自分たちもできるんだという気持ちが強かったので、どんどん前向きにやれたと思います」。リードされても、慌てることなく攻め続けて逆転。勝利目前で追いつかれても「インターハイの時はPKで負けてしまったんですけど、そこからの4、5か月このチームで強くなったと思うし、メンタル面とかはしっかりやれたと思うので、それらの成長がこの試合に出たと思う」(MF武市健太主将)という精神面の成長とT2(東京都2部)リーグで8試合連続不敗という自信で最後相手をわずかに上回った。

 立ち上がり、試合の入りが良かった東海大高輪台は攻撃的SBの畠中一樹が縦への仕掛けから右足を振りぬき、13分にはパス交換から野村が放った右足ミドルがゴールを捉える。対する実践学園はMF谷本薫が左サイドから思い切った突破やシュートを見せたほか、セットプレーからプレッシャーをかけると30分、右サイドから左SB深城壮太が蹴りこんだ左足CKをニアへ飛び込んだ勝田が頭でゴールへ流し込む。後半も立ち上がりはリードした実践学園のペース。MF大山友幸のヘディングシュートやFW中島陸の右足シュートで追加点を狙った。東海大高輪台は12分、左サイドでインターセプトしたMF武川剣進が縦へ持ち込んでから出したスルーパスにFW本藤悟が反応し、左足を振りぬく。だが、クロスバーを叩いて真下に落下したボールはゴールラインを越えていないという判定でノーゴール。抗議も実らず、東海大高輪台は同点のチャンスを逸してしまう。

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