バルサは4失点敗戦も前向くMFブスケツ「ミスから学ぶべき」

[9.23 リーガ・エスパニョーラ第5節 セルタ 4-1 バルセロナ]

　リーガ・エスパニョーラは23日、第5節を行い、セルタのホームに乗り込んだバルセロナが1-4で敗れ、今季初黒星を喫した。試合後、ルイス・エンリケ監督とMFセルヒオ・ブスケツのコメントをクラブ公式サイトが伝えた。

　開幕4連勝中のバルサだったが、まさかの4失点敗戦。前半26分に先制されると、同30分には2失点目を喫した。巻き返しを図った後半も11分に3失点目。後半35分にFWネイマールが1点を返したが、3分後には4失点目を喫しての敗戦となった。

　指揮官は「この試合は、リーグ戦での本当の難しさを教えてくれた」と振り返り、「試合を決めたのは、セルタが持つレベルだ」と相手を賞賛した。

「非常に良いサッカーをしながら、効率的な試合を行なっていた。私達は努力したが、1対1のシーンやカウンターに非常に苦しまされた。このようなプレーを続けて欲しいとエールを送りたい」

　またブスケツは「こういった結果の後、チームの雰囲気は良くないが、それはスコアが実際の僕らの内容にそぐわないものだからだ」とコメント。「前半の内容は彼らの方が上だったし、それも鍵になる時間にゴールを決めていた。(セルタGKは)多くのチャンスがあったけれど、全部止めた」と相手を称えた。

　4失点敗戦にもブスケツは「ミスから学び、次のページをめくるべき」と顔を上げ、「リーグ戦は長い。ここまで全勝してきたのだから、また土曜日に勝つことが一番大事なこと」と意気込んだ。

●リーガ・エスパニョーラ2015-16特集