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清武、芸術ボレーで今季初ゴール!連敗止めるも開幕7戦未勝利

ゲキサカ / 2015年9月27日 3時2分

清武、芸術ボレーで今季初ゴール!連敗止めるも開幕7戦未勝利

[9.26 ブンデスリーガ第7節 ボルフスブルク1-1ハノーファー]

 ブンデスリーガは26日、第7節2日目を行い、MF清武弘嗣とDF酒井宏樹の所属するハノーファーは敵地でボルフスブルクと対戦し、1-1で引き分けた。清武は故障から復帰後、4試合連続の先発出場。0-1の後半12分に今季初ゴールとなる同点弾を決め、チームの連敗を5で止めたが、今季初勝利はならなかった。右太腿裏を負傷した酒井は欠場している。

 清武は前半21分、左サイドからドリブルで中に切れ込み、自ら右足でミドルシュートを打ったが、GKがキャッチ。同26分にはFWアルトゥル・ソビエフへ絶妙なスルーパスを通したが、ゴール前でソビエフがもたつき、シュートはGKに阻まれた。

 前半30分にも清武が中央をMFマヌエル・シュミデバッハとのワンツーで突破しようとしたところでつぶされたが、ノーファウルの判定。トップ下の位置で再三、チャンスに絡んだが、ゴールにはつながらず、逆にボルフスブルクは前半40分、MFダニエル・カリジウリの右クロスにFWバス・ドストが頭で合わせ、先制点を奪った。

 1点ビハインドで前半を折り返したハノーファーだが、後半12分、シュミデバッハが右サイドからアーリークロスを入れると、ゴール前に走り込んだ清武が胸トラップからノーバウンドで倒れ込みながら右足ボレー。豪快にゴールネットを揺らす芸術弾が今季初ゴールとなり、1-1の同点に追いついた。

 今季初勝利を目指し、勢いに乗って逆転まで持ち込みたいハノーファーだが、ボルフスブルクの攻勢に耐える時間が続く。それでも後半34分、途中出場のMFマキシミリアン・アーノルドのシュートはGKロン・ロバート・ツィーラーがセーブ。清武も後半37分に交代となり、試合はそのまま1-1でタイムアップを迎えた。

 昨季2位のボルフスブルク相手にアウェーで勝ち点1を獲得したハノーファー。連敗は5でストップしたが、開幕から2分5敗となり、7試合を終えていまだ初勝利を挙げられず、最下位に低迷している。
●欧州組完全ガイド
●ブンデスリーガ2015-16特集

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