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岡山の小川統括本部長がJのクラブ経営アドバイザーへ就任、クラブは感謝の長文コメント

ゲキサカ / 2015年10月1日 14時58分

「2008年から念願のJFLに参入し、有料興行が始まりました。小さな組織には、当時Jリーグ入りのノルマだった平均3,000名の来場者をお招きするノウハウもスキルもなく、小川さんの知り合いの方々に手弁当で手伝って頂き、やっと試合開催にこぎつけられました。そして、ホーム最終戦で1万人来場という数字を達成し何とか3,000名を突破すると共に、チームの好成績も伴って、悲願のJリーグ入会を果たしました」

「Jリーグ入会以降は、倒産の心配は多少減りましたが、プロクラブとしての形を作り、そして、その先の飛翔を目指す上で、課題は山積みしていました。観客動員、試合運営、練習拠点、サッカースクール、1つずつ、小川さんが中心的役割を担い、解決に向け組織を導いて下さいました」

「何よりもファンを、そして、サポーターを、ボランティアを大切にし、このクラブの歩むべき方向性、100年続くクラブのフロント組織のありようを 示して下さったことは、クラブとして、1人1人の心の中に、永遠に残り続けます」

「Jリーグから、百年構想を実現する仲間がどんどん増えていく中で、一からクラブを作り一定の成果を成し遂げた経験豊富な人物がアドバイザーとしてどうしても必要で、小川さんを抜擢したい、また、少々急を要する必要があるとの話を頂きました。白羽の矢が立ったことはクラブとして名誉なことではあるものの、クラブとしても後ろ髪を引かれる思いが大変強く、苦渋の決断となりましたが、リーグともご本人とも十分話した上で、今後、Jリーグが目指す「スポーツで、もっと、幸せな国へ」を実現するため、活躍の場を移すこととなりました」

「ご本人が、2013年に東北を訪れた時の話を、我々スタッフは時々聞いていました。クラブを通じ地域の力を1つにしようとする人々の思いに触れ、自分たちが正に岡山でそういう存在になりたいという意志を確認し合い、また、ご本人自身も、そういうこれからのクラブの方々の力になりたいとも仰っていました。思わぬ形でこのような話を頂いた訳ですが、悩んだ末、岡山での10年の経験を別の形でスポーツ界に恩返しする機会に、ご本人は意欲に満ちてらっしゃいます」

「少々急な話になってしまい、これまでお世話になった方に事前に十分な説明ができなかったことに対し、この場を借りて、深くお詫び申し上げます」

「ファジアーノとの関係は、今後とも継承されます。これまでの功績に対し、クラブとして、心をこめて感謝を申し上げると共に、新天地において、クラブができることは全てサポートしたいと考えております。そして、更なるご活躍を、クラブを挙げて、祈念しております」

「これまで小川さんに賜った厚情について、ご本人に代わりまして、この場を借りて、皆さまに、深く御礼を申し上げます。 本当に、有難うございました。そして、今後とも、小川さん並びにクラブへのご指導ご鞭撻を、何とぞ、宜しくお願い申し上げます」

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