半年ぶりゴールの宇佐美にハリルも賛辞「素晴らしいアクション」
ゲキサカ / 2015年10月9日 7時38分
[10.8 W杯アジア2次予選 日本3-0シリア マスカット]
限られた時間で結果を残した。1-0の後半21分から途中出場したFW宇佐美貴史(G大阪)が攻撃を活性化させた。「相手も足が止まっていたので、個人でというより、チームメイトとの連係で崩せると思っていた」。その言葉どおり次々とチャンスをつくった。
2-0とリードを広げた後半30分、宇佐美が左サイドからMF山口蛍とのワンツーで中に切れ込む。FW本田圭佑に預けてPA内に走り込むと、本田からのリターンを右足ボレーで狙ったが、シュートはミートせず、GKにキャッチされた。
惜しくもゴールとはならなかったが、鮮やかなコンビネーションからのフィニッシュにバヒド・ハリルホジッチ監督も「宇佐美はいくつもチャンスをつくってくれた。左からの素晴らしいアクションでゴールを取れなかったのは残念だった」と賛辞を惜しまない。
後半43分にはMF清武弘嗣のスルーパスに走り込んだ本田からのヒールパスを右足で流し込み、ダメ押しゴール。3月31日の国際親善試合ウズベキスタン戦以来となる宇佐美の国際Aマッチ2ゴール目で3-0と突き放した。
「その前にキヨくんから出てくるかなと思ったけど、(本田)圭佑くんが落としてくれた。信頼して走った結果だと思う」。代表では約半年ぶりのゴールとなったが、「焦りはなかったし、そんなに長かった感覚もない」と振り返る宇佐美。W杯予選初ゴールにも「どんな試合にせよ、ゴールやアシストという結果が重みを持つのがA代表。そこは変わらない」と、特別な感慨はなかった。
6月16日のシンガポール戦(0-0)は先発したが、最近3試合はいずれも途中出場。「もっともっとチームの真ん中というか、スタートから出てチームを引っ張る活躍をしないと。そのためにもまずは途中から出て、結果を出していかないといけない」と、スタメン奪回へ結果にこだわっていく。
(取材・文 西山紘平)
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