10戦目で初のPK獲得に苦笑い ハリル「ようやく取れた」
ゲキサカ / 2015年10月9日 7時39分
[10.8 W杯アジア2次予選 日本3-0シリア マスカット]
ようやく“そのとき”が来た。0-0で迎えた後半9分、PA内に走り込んだFW岡崎慎司がDFアル・サリーフと交錯し、転倒。少し遅れて笛を吹いた主審がペナルティースポットを指差した。
これがハリル体制10戦目、864分目にして初めて獲得したPKだった。試合後の記者会見で初のPK獲得について聞かれたバヒド・ハリルホジッチ監督は「おっしゃるように、10試合で1回取れたPKだった」と、思わず苦笑いを浮かべた。
これまでに何度も「まだ一回もPKをもらっていない」と繰り返し、不満をあらわにしてきた指揮官。「(ボールポゼッションで)90%支配したシンガポール戦でも、相手は一回もペナルティーエリア内でファウルをしていない。これはノーマルではない」などと指摘していた。
「私はずっと16mの中(ペナルティーエリア)に入ったときはPKを狙いなさいと指示してきた。ようやく(PKを)取れたわけだが、そうは言っても16mの中でまだまだアグレッシブさが足りない」。初めてPKを獲得したとはいえ、ゴール前のプレーはまだまだ求める水準には達していないようだ。
それでもこの日の勝利を「ロジカル(論理的)な勝利だったと思う」と評したハリルホジッチ監督。「初めてPKを取ったわけだが、それも含めてこの勝利は私たちに良いものをもたらせたと思う。このチームはもっともっと良くなる。そして、この勝利のスパイラルを続けないといけない」と、手応えも口にしていた。
(取材・文 西山紘平)
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