[選手権予選]秋田商の生命線握る「ゴールを作り出す選手」山本、菅原隆の司令塔コンビ
ゲキサカ / 2015年10月22日 23時4分
[10.22 全国高校選手権秋田県予選準決勝 秋田商高 7-1 秋田西高 八橋陸上競技場]
全国での勝利、上位進出を狙う秋田商高の生命線が3トップの背後に位置するMF山本隼主将(3年)とMF菅原隆晃(3年)の司令塔コンビだ。「自分と隼は同じタイプ。ゴールを作り出す選手。協力すればスケール大きなサッカーできる」というレフティーの菅原隆はこの日、スルーパスでのアシストに加えて1得点。山本は「取れていない。もっといいところに顔を出したいと思います」と無得点に終わったことを反省していたが、それでも3得点をアシストして快勝へ導いた。
この日、山本と菅原隆は中盤、前線へと自由に動きまわって攻撃をコントロール。その高いキープ力で食いついてきたDFを外し、相手の背後を突いた味方へ正確なパスを通して決定機を生み出した。ともにスルーパスからのアシストも記録。「トップ下2人でパス回しながらテンポつくって。中盤を支配できればチームの勝ちの確率は上がってくると思います」と山本が語ったように、アンカーのMF駒野谷海人(2年)のサポートを受けながら攻撃力を発揮する2人がチームの勝利に繋がる仕事をする。
特に東北地方屈指のゲームメーカー、山本は初戦敗退した全国総体での反省から、より攻守両面でボールに絡んでいく構え。「インターハイは全然得点にも絡めなくて未熟さを感じた。自分がボールに絡まないとチームがあまり機能しないというのがある。自分がもっとボール触っていかないといけない」。元々、運動量には自信を持っているだけによりポジショニングの精度、スピードを上げること。そして「守備からまずリズム作れるように意識しています。練習とかでは結構成長感じるんですけど大事な試合でできるように」というボールを奪い取る部分も県決勝、そして全国大会で発揮するつもりだ。
全国大会への思いについて菅原隆は「自分たちの代で全国出て勝たないと後輩のためにもならないし、秋田県のサッカーをもっと活性化していかないとダメ」。全国で勝つために、24日の決勝をしっかりと勝ち切ること。山本は「無失点で勝つのが重要。得点は自信があるので、手堅く守って点取って勝つ」と意気込んだ。決勝で2人が「ゴールを作り出す」。
[写真]東北地方屈指の司令塔、MF山本はこの日3アシスト
(取材・文 吉田太郎)▼関連リンク
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