広島のCS進出が決定!次節にも第2S優勝へ…敗れた甲府もJ1残留決める

[10.24 J1第2ステージ第15節 甲府0-2広島 中銀スタ]

　サンフレッチェ広島が敵地でヴァンフォーレ甲府に2-0で勝利した。広島は年間勝ち点を68に伸ばして首位をキープ。年間順位では3位以上が確定し、チャンピオンシップ(CS)進出を確定させた。また、第2ステージの争いでは勝ち点で並んでいた鹿島が敗れたため、次節にも優勝が決まる可能性が出てきた。また、J1通算最多得点記録にあと1ゴールと迫っているFW佐藤寿人だが、またもゴールなし。6戦不発に終わり、更新はお預けとなった。

　広島が前半15分、スーパーゴールで先制に成功した。DF千葉和彦のロングボールで左サイドを深い位置まで侵入したMF清水航平がダイレクトで折り返す。エリア外に浮き球となって入るが、FWドウグラスが左足ボレーシュート。圧巻のシュートがゴール右隅に吸い込まれていった。

　さらに広島は前半30分、MFミキッチの右クロスは逆サイドまで流れるが、清水が再び入れ直す。清水に戻るようにしてこぼれると、今度は右足シュートで押し込む。清水のゴールは12年9月11日の名古屋戦以来、実に3季ぶりとなった。

　一方の甲府は引き分け以上であれば自力でJ1残留を決めることができた一戦だった。ただ敗れはしたものの、16位松本が敗れたことで、15位以上が確定。来季4季目となるJ1残留が決定した。

●[J1]第2ステージ第15節1日目 スコア速報