サイドハーフで猛アピール、MF関根「まだまだです」と反省も…指揮官は「発見」
ゲキサカ / 2015年11月10日 16時52分
[練習試合 10.27 U-22日本代表候補 0-0 福岡大]
「最初で最後のビッグチャンスだと思っている」。断固たる決意を持ち、初めて手倉森ジャパンの活動に臨んでいるMF関根貴大(浦和)は、初の対外試合となる福岡大戦で存在感を十分に示した。
右サイドハーフとして先発出場を果たした関根は、巧みなポジショニングでボールを受けると、相手にボールを奪われることなくチームメイトにはたいて攻撃にリズムを生み出し、さらに持ち味のスピードに乗ったドリブルで好機を生み出そうと奮闘。前半11分にはFW中島翔哉(F東京)からボールを呼び込むと、前線に走り込むMF遠藤航(湘南)へのスルーパスで決定機を創出した。
「自分のところにボールが入ったときに、攻撃をスピードアップさせたり、変化を生めればいいと思っていました。ゴール前に顔を出す回数や『間』で受けて攻撃に参加したりすることはレッズとは違いますが、そういうところも求められてくると思っていたので意識してプレーしました」
自らが考え、求められていることをピッチ上で表現。しかし、「シュートはゼロに終わりましたし、結果を残していないので、まだまだです」と納得のいかない表情を見せた。
だが、チームを率いる手倉森誠監督は、そのプレーがチームに大きなプラスをもたらしてくれるはずだと期待を寄せた。「ボールを引き出して、パスのタイミングをズラして、『そこに出したかった』というパスを出してくれたのは発見。4-4-2のサイドでも十分アクセントになれることが、俺もチームメイトも分かったんじゃないですかね」。
手倉森ジャパン初の対外試合を終え、「改めて責任感を強くもたないといけないと感じました」と気を引き締めると、「日本を背負う決意、強い気持ちを持ってやっていくことが大事だと思う。次の試合では結果を残せるようにやっていきたい」とアピールを続けての生き残りを誓った。
(取材・文 折戸岳彦)
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