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リバプールが逆転勝利でクロップ体制でプレミア初白星…モウリーニョ解任は秒読みか

ゲキサカ / 2015年10月31日 23時47分

リバプールが逆転勝利でクロップ体制でプレミア初白星…モウリーニョ解任は秒読みか

[10.31 プレミアリーグ第11節 チェルシー1-3リバプール]

 プレミアリーグは31日、第11節を各地で行い、チェルシーはホームでリバプールと対戦。開始早々にチェルシーが先制するもリバプールが後半に逆転に成功し、3-1で勝利した。リバプールは、これでユルゲン・クロップ監督就任後、リーグ戦で初勝利となった。

 今季すでに5敗を喫し、この試合で敗れればジョゼ・モウリーニョ監督解任との報道もあったチェルシー。スタメンには、27日のキャピタル・ワン杯4回戦シェフィールド・ウェンズデー戦で肋骨を痛めたFWジエゴ・コスタが前線に入り、2列目にMFオスカル、中盤の底にはMFジョン・オビ・ミケルを起用した。

 対するリバプールは、28日のキャピタル・ワン杯4回戦ボーンマス戦でクロップ監督体制で初勝利を挙げ、この試合でリーグ戦初勝利を目指す。クロップ監督はこれまで前線でFWディボック・オリジを起用してきたが、オリジに代えてFWロベルト・フィルミーノを先発出場させている。

 注目度の高い一戦となったが、試合は開始4分に動いた。チェルシーは、左サイドでD・コスタを追い越していったDFセサル・アスピリクエタがヒールパスを受けてクロス。これをゴール前に走り込んだMFラミレスがヘッドで合わせて、先制点。29日に契約を延長したばかりのラミレスが起用に応えた。

 リバプールが反撃出る。前半19分、MFルーカス・レイバのミドルが相手DFに当たってこぼれたボールをMFアダム・ララナがPA左から左足を振り抜く。同26分には、MFジェームス・ミルナーの低いクロスにDFガリー・ケーヒルと競り合いながらララナが左足で合わせる。どちらもGKアスミール・ベゴビッチにキャッチされてしまった。

 攻撃の手を緩めないリバプールは前半37分、ミルナーの右クロスからレイバのヘッドはGKベゴビッチの正面。それでも前半アディショナルタイム3分、左右にチェルシーを揺さぶり、右からミルナー、フィルミーノとつないで左PA手前でパスを受けたMFコウチーニョがラミレスを華麗に交わして左足シュート。これが左サイドネットに突き刺さり、前半終了間際に1-1と同点に追いついた。

 前半はシュート1本に終わったチェルシー。後半14分にMFエデン・アザールに代えてFWケネディを投入。直後の後半15分に左サイドを抜け出したケネディがPA左から右足シュートもゴール右へ外れる。一方のリバプールも同18分にミルナーに代えてFWクリスティアン・ベンテケを入れ、前線に起点を作った。

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