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昨季は弟、今季は兄…C大阪、大熊兄弟で2年連続“代打指揮”

ゲキサカ / 2015年11月17日 17時17分

昨季は弟、今季は兄…C大阪、大熊兄弟で2年連続“代打指揮”

 セレッソ大阪は17日、パウロ・アウトゥオリ監督が退任し、強化部長の大熊清氏が新監督に就任する人事を発表した。J2リーグ戦残り1節となったこの時期の異例の監督交代劇。J1昇格プレーオフ圏内の4位に付けながら、ここ2か月でわずか1勝と最悪にあるチーム状態を表す人事発表となった。

 残りシーズンを指揮する大熊氏は1964年6月21日生まれ、埼玉県出身の51歳。世代別代表の日本代表監督を務めたほか、FC東京の監督などを歴任。昨季は大宮アルディージャを指揮し、今季よりC大阪の強化部長に就任していた。

 C大阪にとってはここ2年で5人目の監督就任となる。ウルグアイ代表FWフォルランを獲得するなど注目された昨季は、前年までFC東京で指揮を執っていたランコ・ポポビッチ監督を招聘。しかし結果が出せず、6月に監督交代を行い、ドイツ出身のマルコ・ペッツァイオリ新監督を迎え入れた。だがこれも上手く行かず、9月にペッツァイオリ監督を解任。ユース監督で、奇しくも今回の“代打指揮官”となる大熊清氏の実弟、大熊裕司氏を監督に据えて残りシーズンを戦った。

 J2に降格した今季は、かつて鹿島アントラーズを指揮し、ルーキーイヤーにDF内田篤人を抜擢するなど、若手育成に定評のあったブラジル人指揮官のアウトゥオリ監督を招聘。しかし不安定な戦いを続けると、シーズン終盤に入って大失速。監督交代という劇薬を投入するしか、プレーオフに向けたチームの奮起に繋げる手段がなくなった。

 リーグ戦は残り1試合、2年連続で兄弟が代打指揮という異例づくしの今回の監督交代劇。史上初の同一チーム兄弟指揮官の誕生が、C大阪の迷走を止めることはあるのだろうか。

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