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[プリンスリーグ関東]悲願のプレミアリーグ参入へ、「最強のチャレンジャー」前橋育英が暫定2位浮上

ゲキサカ / 2015年11月21日 19時49分

[11.21 プリンスリーグ関東第16節 三菱養和SCユース 1-3 前橋育英高 三菱養和会巣鴨スポーツグラウンド]

 高円宮杯U-18サッカーリーグ2015 プリンスリーグ関東は21日、第16節1日目の8位・三菱養和SCユース(東京)対5位・前橋育英高(群馬)戦を行い、前橋育英が3-1で快勝。前橋育英はプレミアリーグ参入戦出場圏内の暫定2位へ浮上した。

 プリンスリーグ関東は上位3チームが獲得するプレミアリーグ参入戦進出、残留へ向けて大詰めのラスト3試合へ突入。3位タイの桐光学園高(神奈川)、山梨学院高(山梨)と同じ勝ち点24で両校を得失点差1で追う前橋育英と、降格圏9位の甲府U-18(山梨)と勝ち点2差の位置にいる三菱養和とのどちらも負けられない一戦は前橋育英が悲願のプレミアリーグ昇格へ向けて大きな勝ち点3を獲得した。

 試合はU-18日本代表候補MF瀬古樹主将(3年)が「落としたら次はないという気持ちで臨んでいた」という三菱養和が押しこむ。3分には右サイドからの折り返しを巧みにコントロールした1年生FW山田陸が右足ボレー。前橋育英のクロスや前線に入れてくるボールを確実に跳ね返していた三菱養和はその後も敵陣で試合をする時間を増やしていた。だが17分、前橋育英はエースFW横澤航平(3年)が相手に一瞬できた隙を逃さずに先制点を奪い取る。中盤左寄りの位置でボールを受けた横澤はわずかに空いた前方のスペースへボールを運びながらスピードアップ。縦へのドリブルで一気にPAへ侵入した背番号10はさらにスライディングに来たDFをかわし、左足シュートをゴールへねじ込んだ。

 スーパーゴールでリードを奪われた三菱養和だったが、失点を引きずることなく攻勢に出る。やや硬いピッチに苦しんでいた前橋育英のパスワークに乱れが出ていたこともあって再び相手を押し込んだ三菱養和は、背後を狙う山田やFW平山駿(2年)らにいい形がでボールが入り、チャンスをつくり出す。だが41分に瀬古が出した絶妙なループパスから平山が放った右足ダイレクトシュートはわずかに枠の左。前橋育英も直後に右SB大畑隆也(3年)の右アーリークロスからFW野口竜彦(3年)が距離のあるヘディングシュートを枠へ飛ばしたが、三菱養和GK塚田匡壮(2年)がファインセーブで逃れた。

 三菱養和は後半7分、DF間へ飛び込んだ10番MF松井輝純(3年)が左クロスを右足で合わせるが、強打しきれず。同点機を逃すと前橋育英は直後に追加点を奪った。MF金子拓郎(3年)が左サイドを打開。折り返しを野口が右へ繋いで最後は横澤が2点目のゴールを押し込んだ。0-2となって一瞬、気落ちした感のあった三菱養和も瀬古が強引に放った右足シュートや、交代出場した中学3年生FW中村敬斗がDF間へ割って入り、決定的なシュートを放つなど反撃する。

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