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[EL]香川ら温存のドルトムント、公式戦34試合ぶりの無得点で公式戦連敗

ゲキサカ / 2015年11月27日 3時22分

[11.26 ELグループリーグ第5節 クラスノダール1-0ドルトムント]

 ヨーロッパリーグ(EL)は26日、グループリーグ第5節を行い、MF香川真司の所属するドルトムント(ドイツ)は敵地でクラスノダール(ロシア)と対戦し、0-1で敗れた。20日のハンブルガーSV戦(1-3)に続く公式戦連敗。すでに決勝トーナメント進出を決めているドルトムントだが、今大会初黒星でクラスノダールに勝ち点10で並ばれると、直接対決の成績で首位の座を明け渡し、2位に後退した。

 香川のほか、FWピエール・エメリク・オーバメヤン、MFマルコ・ロイスらが遠征メンバーから外れ、主力を温存したドルトムントだったが、試合はまさかの展開となった。試合開始早々の前半1分、DFマッツ・フンメルスがPA内でMFマウリシオ・ペレイラを倒し、PKを献上。これをMFパベル・ママエフが中央に決め、クラスノダールが前半2分で先制に成功した。

 いきなり出はなをくじかれ、1点を追う展開となったドルトムントだが、この日はゴールが遠かった。前半8分、GKと1対1を迎えたFWアドリアン・ラモスのループシュートはクロスバーを直撃。0-1のまま前半を折り返すと、後半8分にはMFヘンリク・ムヒタリアンのFKに合わせたDFルーカス・ピシュチェクのヘディングシュートもわずかにゴール左へ外れた。

 後半30分、MFアドナン・ヤヌザイのスルーパスからDFマルセル・シュメルツァーが左サイドを抜け出し、ゴール前にクロス。ムヒタリアンが右足で合わせたが、左ポストを叩いた。結局、最後までゴールネットを揺らすことができず、0-1の零封負け。トーマス・トゥヘル監督が就任して今季公式戦24試合目にして初めてノーゴールに終わり、昨シーズンの4月4日に行われたブンデスリーガ第27節・バイエルン戦(0-1)以来、公式戦34試合ぶりの無得点となった。

 勝ったクラスノダールは勝ち点を10に伸ばし、グループリーグ突破が決定。勝ち点でドルトムントに並ぶと、直接対決の成績で上回り、C組首位に浮上した。12月10日の最終節でドルトムントはホームでPAOK(ギリシャ)、クラスノダールは敵地でガバラ(アゼルバイジャン)と対戦する。
●欧州組完全ガイド
●EL15-16特集

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