アザール1トップ起用のチェルシー、トッテナムとのダービーはスコアレスドロー
ゲキサカ / 2015年11月30日 21時7分
[11.29 プレミアリーグ第14節 トッテナム0-0チェルシー]
プレミアリーグは29日、第14節を行った。チェルシーは敵地でトッテナムと“ロンドン・ダービー”を行い、0-0で引き分けに終わった。
チェルシーは24日のチャンピオンズリーグ(欧州CL)マッカビ・テルアビブ戦でDFジョン・テリーが負傷交代し、この試合は欠場。調子が上がらないFWジエゴ・コスタがベンチスタートで、MFエデン・アザールが1トップに入り、左にFWペドロ・ロドリゲスが起用された。
開幕でマンチェスター・ユナイテッドに負けて以来、リーグ戦12試合負けなし(6勝6分)と好調のトッテナムは、公式戦6試合連続ゴール中のFWハリー・ケインを中心に攻め込んだ。前半17分、ショートカウンターからMFクリスティアン・エリクセンのパスを受けたケインが右足ミドルもGKアスミール・ベゴビッチに止められた。
前節ノリッジ戦で連敗を3でストップさせたチェルシーは前半20分、左サイドからMFオスカルが上げたクロスをファーサイドのアザールがヘディングシュートもゴール上に外れる。同23分には、アザールの横パスを受けたペドロが強烈ミドルも相手DFに当たってクロスバーを越えていった。
トッテナムもホームサポーターの声援を受けて攻め込む。前半27分、右サイドでパスを受けたケインがシュート性のクロスを上げ、FWソン・フンミンが頭で合わせたが、GKベゴビッチのセーブに遭う。同31分にもMFムサ・デンベレが鮮やかにMFセスク・ファブレガスをかわして左足を振り抜くもゴール右へ逸れ、前半をスコアレスで折り返した。
後半はトッテナムがボールを支配する時間帯が長く、チェルシーがカウンターからチャンスを伺うという構図。後半19分にはソン・フンミンが左から斜めにドリブルで仕掛け、途中出場のMFエリク・ラメラの浮き球リターンを左足で合わせるも至近距離でGKベゴビッチに阻まれた。
チェルシーは後半22分、DFブラニスラフ・イバノビッチが右から斜めに入れたクロスをファーサイドのアザールが左足ダイレクトボレー。抑えの効いたシュートだったが、GKウーゴ・ロリスのビッグセーブに遭い、先制のゴールネットを揺らすことができなかった。
それでもチェルシーは最後までD・コスタを投入することはなく、0-0のまま試合は終了。今季リーグ戦初の連勝とはならなかった。一方のトッテナムは無敗を13試合に伸ばした。
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