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「リスクなんて関係なかった」 亀川の思い切りが歓喜の同点弾を生む

ゲキサカ / 2015年12月7日 0時6分

[12.6 J1昇格プレーオフ決勝 福岡1-1C大阪 ヤンマー]

 アビスパ福岡にとっては、負けだけが許されない状況だった。しかし1点ビハインドの後半42分、左サイドをオーバーラップしたDF亀川諒史のクロスを逆サイドで受けたDF中村北斗が右足を一閃。福岡の迫力ある攻撃が、守りに入ったC大阪の守備網を破り、勝利に等しい引き分けという結果を呼び込んだ。

 最大限のリスクを冒した結果だった。試合開始時は3バックを採用していた福岡だが、1点ビハインドの終盤、4バックにシステムを変更。そして得点の場面は、両SBがゴール前に駆け上がる状況を作り出していた。「あの状況はリスクなんて関係なかった」。亀川は「自分も北斗さんも1年を通して言われてきたことだったので実って良かった」と会心のアシストに胸を張った。

 今季はリーグ戦38試合に出場するなど飛躍を遂げた亀川だが、現在は湘南ベルマーレからのレンタル移籍中。来季は湘南に戻る可能性も十分にある。「来年のことは分からないけど、自分の中では上のレベルでやりたいという気持ちがある。両方J1なので、いろいろと考えたい」。

 そして来月にはU-22日本代表として、リオデジャネイロ五輪出場をかけた最終予選への出場も有力視されている。「いつもはアビスパというチームを背負ってますけど、次は国を背負ってやらないといけない」。伸び盛りの22歳に気を緩める暇はない。

(取材・文 児玉幸洋)●2015 J1昇格プレーオフ

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