[大学選手権]早稲田大は関東王者という立場も…謙虚なDF金沢主将「期待を裏切ってきたチーム」
ゲキサカ / 2015年12月7日 23時23分
関東王者として冬の日本一決定戦に臨む早稲田大だが、そこにおごる気持ちは一切ない。主将のDF金沢拓真(4年=横浜FMユース)は「不安だらけですね」と大会開幕を目前に控えての心境を語った。
「(関東)優勝が決まった翌日に達成感や喜びがなかった」と明かした金沢。「色々と考えたときにリーグ優勝までに多くのことを失ってきた」と言い、アミノバイタル杯での2回戦敗退やIリーグの降格、Jrリーグの不振などがリーグ優勝を素直に喜べなかった原因なのではと自身を振り返った。
「自分たちが求めてきた結果を得られずに、周りの方の期待を裏切ってきた。だからこそ、必ずインカレで優勝しないと、そういったところを精算することはできない」。関東制覇に満足することなく、DFリーダーは力強く誓う。
関東大学リーグで19年ぶり26度目の優勝を遂げた早稲田大。今季は開幕戦こそ白星でスタートしたものの、その後は6戦勝ちなし(3分3敗)で第6節、第7節の終了時には最下位に転落するなど、安定した戦いぶりをみせたとは言い難いシーズンだった。その後の追い上げでタイトルを奪取したものの、二度も最下位を経験したチームは簡単には浮かれない。
金沢は「優勝はしたけれど、負けてもおかしくない試合でぎりぎりで勝ってきたのがみんなの印象としてある。おごりが持てるような状況ではなかった」と振り返り、「関東で優勝はしたが最下位にも沈んだチームなので、今大会に出る中では下の方に位置するチームなんじゃないか」と自チームの立ち位置を分析した。
とはいえ、周りの大学は関東王者・早稲田大を倒すために挑みかかってくる。金沢は「他のチームはワセダを食うと来るが、そこで相手に呑まれたり、受身になったりしないように。前半の最初の入りから意識してやりたい」と気を引き締めた。
(取材・文 片岡涼)●第64回全日本大学選手権特集
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