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[大学選手権]国士舘大が桃山学院大に競り勝つ、MF荒木が3点“演出”

ゲキサカ / 2015年12月10日 21時45分

[12.10 全日本大学選手権2回戦 桃山学院大2-3国士舘大 BMWス]

 アパマンショップPresents第64回全日本大学選手権(インカレ)の2回戦が10日に関東各地で行われた。シード校の国士舘大(関東5)は桃山学院大(関西3)と対戦し、3-2で競り勝った。準々決勝は13日に行われ、国士舘大は早稲田大(関東1)と対戦する。

 1回戦で北海道教育大岩見沢校(北海道)に2-0で勝利した桃山学院大。システムは4-4-2でGK渕上隼人(4年=東福岡高)、DFラインは右から仲駿幸(3年=立正大淞南高)、熊谷翼(3年=鹿児島城西高)、小田光(3年=香川西高)、岩崎尚将(2年=九州国際大付高)。ダブルボランチを藤城奨平(4年=富山一高)と石黒優哉(3年=C大阪U-18)が務め、2列目は右に伊藤圭斗(4年=作陽高)、左に椋木健太(4年=立正大淞南高)。2トップはFW岡佳樹(3年=東山高)とFW中井涼太(3年=大阪体育大浪商高)が務めた。

 対する国士舘大は関東大学リーグ得点王のFW松本孝平(3年=藤沢清流高)がルーキーFW大石竜平(1年=清水桜が丘高)と2トップを組む4-4-2システムを採用。GK奥津亮哉(3年=日本航空高)、DFラインは右から山田真己人(4年=神戸U-18)、福田友也(4年=正智深谷高)、附木雄也(3年=八千代高)、藤嵜智貴(3年=清水ユース)。ダブルボランチをMF仲島義貴(4年=神戸U-18)と平野佑一(2年=國學院久我山高)が務め、2列目は右にMF高見啓太(4年=神戸U-18)、左にMF荒木翔(2年=日本航空高)が入った。

 前半5分に早くも試合は動く。左サイドからのカウンター。仲島のパスを受けた荒木が逆サイドに蹴り込むと、ファーサイドの松本がヘディングシュート。1-0と国士舘大が先制に成功した。

 出鼻をくじかれた桃山学院大は、なかなかチャンスをつくることはできない。幾度もセットプレーを得たものの、ゴールネットは揺らせず。前半14分には右サイドから攻め込み、最後はゴール前でフリーの椋木がシュートを打つもミートしなかった。同25分にはPA左から岡がシュートを狙うもわずかにポスト左へ外れた。

 追加点を狙う国士舘大。前線の松本へボールを当てるなど、ショートカウンターでも仕掛けたが、中盤が間延びしてしまい、思うようにボールはつなげない。前半29分には左サイドに飛び出た松本がDFに身体を当てて、後方からのボールに抜け出す。ドリブル突破から中央への折り返しを荒木が左足で狙うも枠を外れた。

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