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[プレミアリーグ参入戦]大津の次期エース候補筆頭、MF杉山が得点量産体勢に

ゲキサカ / 2015年12月12日 21時41分

[12.11 高円宮杯プレミアリーグ参入戦1回戦 大津高 5-0 大社高 コカ広島ス]

 大津高の平岡和徳監督が「ウナギみたいなヤツだから、掴みどころが無いでしょう」と評するドリブルはその言葉通りに掴みどころがない。DFが間合いを詰めてドリブルコースを切ったかと思えば、スルリと横を抜けてゴール前へ飛び込んでくる。そのテクニックと身のこなして局面を打開し、決定機をつくり出すアタッカー。2年生MF杉山直宏は来季G大阪への加入が決まっているCB野田裕喜とFW一美和成に続く存在として注目のタレントだ。

 今年、SBでも起用されながら経験値を高めてきたMFはプリンスリーグ九州最終節でハットトリックを記録するなど、ここへ来て得点量産体勢に入っている。この日は前半16分にMF田中匠のスルーパスで抜け出してゴール。「CBの裏を意識して取るようにしている。そこで得点取れています」という杉山はサイドから相手CBの背後へ斜めの動きで飛び出してゴールを陥れる。その感覚が自分のものになってきているというのだ。

 これまで、コーチ陣に指摘されていたのはシュートの部分だった。「シュートを打つ意識が少なかったので。コーチからもゴールの意識を常に言われてきた」という。それが現在は「自分で運べるようになったし、決めれるようになった」と成長。タレント軍団・大津の攻撃力をさらに高めている。
 
 来年は有力なエース候補。その準備を「今、しています」と語る杉山の目標はプロ入りすることだ。そのために「活躍したいです」と意気込むMFがプレミアリーグ昇格のために、13日の静岡学園高戦でも果敢にゴールを狙い、奪い取る。

(取材・文 吉田太郎)▼関連リンク
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