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長友出番なしインテル今季3敗目…首位ターンも混戦で後半戦へ

ゲキサカ / 2015年12月21日 7時35分

[12.20 セリエA第17節 インテル1-2ラツィオ]

 セリエAは20日、第17節を行った。日本代表DF長友佑都の所属する首位インテルはホームでラツィオと対戦し、1-2で敗れた。長友はリーグ戦では出場停止を含む3戦連続の出場なしに終わっている。

 15年首位ターンが決まっていたインテルだが、白星で飾ることは出来なかった。先制点を失ったのは開始5分のプレー。ラツィオに右サイドからのCKを許すと、グラウンダーのクロスをMFアントニオ・カンドレーバに蹴り込まれ、あっさり失点する。

 インテルも後半13分にMFアデム・リャイッチ、MFマルセロ・ブロゾビッチを同時に投入し、変化を求めた直後の同16分、中盤のパスカットからボールを繋ぐと、MFイバン・ペリシッチのスルーパスに反応したFWマウロ・イカルディが決めて、試合を振り出しに戻した。

 しかし後半42分、インテルはMFフェリペ・メロがエリア内でMFセルゲイ・ミリンコビッチ・サビッチに対し、覆いかぶさるようにしてファウル。PKを与えると、カンドレーバのPKはGKサミール・ハンダノビッチが防いだが、跳ね返りをカンドレーバに押し込まれ、勝ち越し点を許してしまう。

 後半アディショナルタイムにはメロとミンリコビッチ・サビッチの両者が退場する後味の悪いゲームになってしまう。このまま1-2で敗れたインテルは今季3敗目。勝ち点36で足踏みとなった。しかし、2位以下、6位に浮上したミランまではすべて勝利を挙げた。勝ち点1差でフィオレンティーナとナポリ、ユベントスも勝ち点3差に詰まった混戦状態で16年に向かうことになった。リーグ再開は新年1月6日となる。

●欧州組完全ガイド
●セリエA2015-16特集

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