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「アジアでは絶対に負けたくない」…五輪最終予選に闘志燃やすU-22代表FW久保

ゲキサカ / 2015年12月28日 11時0分

――約4年前の2012年2月、現役高校生にしてA代表に選出されました。あの頃の自分と比較して、変わったことは?
「大きく変わったのは、メンタル的な部分だと思います。以前は緊張から焦ってしまうことがあったんですが、今はほとんどなくなりました。ただ、最近思っているのは、もっとエゴを出してプレーしなきゃいけない場面もあるんじゃないかということです。日本でプレーしていた頃と比べれば、ドリブルで仕掛けてシュートまで持っていくようなプレーは明らかに少なくなりました。逆に、シンプルに預けて前に出るようなプレーが増えてきた気がするので」

――ただ、11月に行われたスイス・スーパーリーグ第14節のチューリヒ戦では、まさに“エゴ”を前面に押し出すプレーでゴールを決めました。サイドでボールをキープして、グンとスピードを上げて中央に切り込み、逆サイドのサイドネットにシュート。“フルパワー”の持続性を感じたゴールでした。
「はい。ずっと取り組んできたトレーニングの成果でもありますけど、あのゴールみたいに、自分で仕掛けてフィニッシュまで持ち込むようなプレーもどんどん増やしていきたいと思っています。もちろん、味方もうまく使いたい。今は、そういう部分に取り組んでいるところです」

――4年前の自分と比較して、“人間的な変化”は?
「そうですね……。あの、僕、極度の人見知りなんですけど、それが治ってきたかもしれません(笑)。これも、海外に行ったことによるポジティブな影響かもしれませんね」

――なるほど(笑)
「向こうでは自分から話さないと一人ぼっちになってしまいますから(笑)。表現することも、選手として必要。単純に、チームメイトとの仲が良ければミスをしても文句を言われないし、むしろポジティブな言葉を掛けられたり、助けてもらえる。自分のプレーがやりやすくなることは、間違いないと思います」

――そういう部分の考え方も、海外に行ったことで変化した。
「はい。監督に『もっと自分から話しに行け』『もっとコミュニケーションを取れ』と言われて、そう考えるようになりました。その変化は大きかったかもしれません。チームメイトとのコミュニケーションがうまくいけば、パスを出してもらえるようになるし、互いに何を考えているのかが分かる。だから、自分もやりすくなる。それによって生まれるゴールも、絶対にあると思います」

――これから先、頭の中にある未来像について教えてください。
「今はもう、五輪の予選で頭がいっぱいです。それだけで十分。僕はそう思っています」

――五輪予選を前に、ワクワクしていますか? それとも、緊張していますか?
「いや、もう、めっちゃ楽しみですよ。今はとりあえず、チームに合流するのが楽しみです。早く合流して、早く試合に出たい」

(取材協力 ナイキジャパン)

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