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[選手権]明秀日立、歓喜一転…劇的弾のヒーローがPK戦失敗で涙

ゲキサカ / 2016年1月12日 0時3分

[1.2 全国高校選手権2回戦 國學院久我山2-2(PK3-1)明秀日立 味フィ西]

 劇的弾が悲劇のヒーローを生んだ。

 0-2とされた直後の後半36分に1点を返していた明秀日立高(茨城)は、同アディショナルタイム4分、ラストプレーのFKからゴール前でチャンスを作ると、浮き球となったボールをパワープレーのために上がっていたDF小池架惟斗(3年)がヘディングで押し込む。國學院久我山高(東京A)もライン上でかき出したかに思えたが、副審はゴールを認定。直後に試合終了のホイッスルが鳴らされ、明秀日立は土壇場で劇的弾が生まれた。

 しかし、直後のPK戦では思わぬ結果が待ち受けていた。先攻の明秀日立は、2人目で蹴った主将DF石川慶人(3年)のシュートが、GK平田周(1年)に完璧なセーブに遭ってしまう。そして3人目で登場したのが、土壇場劇的弾を決めた小池。だが、主将のPK失敗の影響を引きずるかのように、小池のシュートも平田に止められる。そして、4人目で蹴ったMF吉田知樹(3年)のシュートが枠左に外れた瞬間、初出場校の挑戦は終了した。

 試合後は「笑顔で帰ろう」と話し合ったはずの明秀日立イレブン。しかし、小池の目からは涙が止まらない。歓喜の同点弾については、「気持ちでねじ込みました。最後までみんな諦めてなかった。チームで取ったゴールだと思う」と語るも、PKの場面については「決めたかった」と消え入るような声で話すのがやっとだった。

(写真協力『高校サッカー年鑑』)
(取材・文 児玉幸洋)
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