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ファン・ハール、選手のキャリアを見据えるため?両親と面談

ゲキサカ / 2016年1月5日 12時10分

 マンチェスター・ユナイテッドのルイス・ファン・ハール監督が選手のキャリアを見据えるため、選手の両親との面談を求めているという。両親を見ることで、選手たちがどのように歳を取るのか把握したいようだ。『レッド・ニュース』が伝えた内容を英『ミラー』が報じている。

 ファン・ハール監督はクラブスタッフへ「常に選手の父親たちに注目しろ」と話しているといい、FWウェイン・ルーニーとDFルーク・ショーの2人については、父親の歳の取り方から、両者がキャリアの後半に問題を抱えると考えているようだ。

 実は1990年代のアレックス・ファーガソン監督も、ファン・ハール監督と似たような手法をとっていた。テディ・シェリンガム氏は31歳の時、マンチェスター・Uと契約を結んだが、ファーガソン監督は彼の父親の様子を見て、まだあと何年かはプレーできると考えたのだという。

 その後、シェリンガム氏は空前のサクセス・ストーリーを歩むことになり、1999年には欧州CL決勝でバイエルン相手にゴールを決め、劇的な勝利をもたらした。

 2013年の『デイリー・メール』の中で、シェリンガム氏は「監督は何度も僕と話して契約を結んだ。彼は私の父親を見て、余計な体重がついていないかどうか観察したんだ。そして僕があと何年もプレーできると思ったんだよ」と語っている。

 シェリンガム氏は現在、フットボールリーグ2(4部相当)のスティブネイジで監督をしているが、40歳と272日まで現役でプレーしており、プレミアリーグ史上最も高齢の選手にまでなった。さらに現在49歳となった同氏は先日、スティブネイジで自身を選手登録したばかり。ファン・ハール監督の方法は一理あるのかもしれない。
●プレミアリーグ2015-16特集

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