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[選手権]夏の王者・東福岡が前回王者・星稜に勝利、17年ぶりの決勝へ「2冠を達成します」!!

ゲキサカ / 2016年1月9日 21時47分

[1.9 全国高校選手権準決勝 星稜高 0-2 東福岡高 埼玉]

 第94回全国高校サッカー選手権大会の準決勝が9日に埼玉スタジアムで行われ、第1試合では前回王者・星稜高(石川)と夏の総体を制した東福岡高(福岡)が激突。前半終了間際45分に先制した東福岡が後半にも1点を追加し、2-0で勝利した。東福岡は98年大会以来17年ぶり、福岡県勢としては2003年度の筑陽学園高以来となる決勝進出を果たした。敗れた星稜は3年連続の決勝進出はかなわず、2連覇の夢は散った。

 星稜高は4-4-2システムを採用。GK坂口璃久(3年)、DFラインは右からDF助田航平(3年)、DF岡田勇斗(2年)、DF東方智紀(3年)、DF六田邦宏(3年)。ダブルボランチをMF片山浩(2年)とMF大橋滉平(3年)が務め、2列目は右にMF根来悠太(3年)、左にMF阿部雅志(3年)。2トップをFW大倉尚勲(3年)とDF登録の加藤貴也(3年)が担った。

 対する東福岡高は4-1-4-1システムを採用し、足首を負傷していたMF藤川虎太朗(2年)が先発復帰した。GK脇野敦至(3年)、DFラインは右からDF林雄都(3年)、DF福地聡太(3年)、DF児玉慎太郎(2年)、DF小田逸稀(2年)。中盤アンカーにMF鍬先祐弥(2年)が入り、2列目は右からMF三宅海斗(3年)、MF中村健人(3年)、藤川、MF橋本和征(3年)。1トップをFW餅山大輝(3年)が務めた。

 立ち上がり7分間はシュートのない時間が続く。ファーストシュートは東福岡。PA右からゴール前へ入った三宅がドリブルで切れ込み、左足でシュートを打つもサイドネット。同10分には中盤で片山のパスミスをかっさらってのカウンター。最後は三宅がシュートを打つも枠を外れた。同14分には中村の蹴り込んだ右CKからファーサイドへ飛び込んだ小田が打点の高いヘディングシュートを打つも、クロスバー上へ外れた。中盤で奪ってはチャンスを迎えた東福岡だが最後の場面で精度を欠き、ゴールネットは揺らせない。中盤でのパスミスからカウンターでも遅れが目立った。

 対する星稜はシュートを打たずに時間が経過。ビルドアップでのミスが続き、ボールを前へ運べない。攻め込まれるシーンではDF陣がしっかりと身体を張って相手の攻撃を食い止めるものの、攻撃に転じきることができなかった。

 すると0-0で終えるかと思われた前半終了間際の45分に試合は動く。中央から攻め込んだ東福岡。中村のパスに反応し、左へ抜けた橋本がマイナスの折り返し。PA左で受けた藤川がワントラップで前進し、左足シュートを決めた。東福岡が1-0と先制に成功。星稜はシュート0本で前半45分を終えた。

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