輝き放った左足…DF山中「自分のキックの質で決まると思った」
ゲキサカ / 2016年1月14日 8時4分
[1.13 リオデジャネイロ五輪アジア最終予選GL第1節 U-23日本 1-0 U-23北朝鮮 グランド・ハマド・スタジアム]
自慢の左足が得点を導いた。「このチームに左利きは自分しかいない。セットプレーはキッカーの質で決まると言われているので、1本1本集中して良いボールを供給したい」。試合前日にそう語っていたDF山中亮輔(柏)は有言実行のアシストを記録する。
試合開始直後から主導権を握った日本に前半5分、CKの好機が訪れた。キッカーとしてボールに向かった山中が助走に入る。「蹴る場所は決まっていた。中の選手もフリーになって入って来てくれたので、あとは自分のキックの質で決まると思っていました」。左足から蹴り出されたボールは鮮やかな軌道を描いてファーサイドまで届けられると、フリーのDF植田直通(鹿島)が右足で蹴り込んで待望の先制点が生まれた。
さらに後半30分には強烈な直接FKであわやゴールという場面と作り出すなど、その左足は輝きを放った。しかし、「直接FKを自分が決めていれば試合は終わったと思うので、あそこで決め切れなかったのは自分の力不足だと感じます。拮抗した場面で決められる選手になっていきたいですね」とさらなる成長を誓う。
先制後は北朝鮮に押し込まれる展開となったものの、「勝つことだけに集中していたし、最後は死にもの狂いで守ってやるくらいの気持ちを皆持っていたと思う」と魂の守備で勝ち点3をもぎ取る。今後の大会の流れを左右する大事な初戦。チームを勝利へと導いたレフティーは「初戦に勝てたというのはすごく、本当に良かったです」と安堵の表情を浮かべた。
(取材・文 折戸岳彦)
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