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DF植田が示した絶大なる存在感…守勢に回るも「楽しかった」

ゲキサカ / 2016年1月14日 8時6分

[1.13 リオデジャネイロ五輪アジア最終予選GL第1節 U-23日本 1-0 U-23北朝鮮 グランド・ハマド・スタジアム]

 右足で合わせたシュートがネットを揺らす。値千金の先制点を奪ったDF植田直通(鹿島)は、一目散にベンチへと駆け寄った――。

 狙いどおりのセットプレーからスコアを動かす。前半5分、CKのチャンスを得ると、DF山中亮輔(柏)が蹴り出したボールに反応。「セットプレーでは決めてやるという気持ちでいました。フェイントをかけて入ったら相手が引っかかったし、ボールも良かったのであとは決めるだけでした」。右足ダイレクトで合わせたシュートはゴールネットに突き刺さり、チームに先制点をもたらした。

 ゴールが決まった瞬間に感情を爆発させると、「チーム全員で喜ぼうと考えていました。全員で戦っているし、全員で取ったゴールだと思うので、皆で喜びたかった」とベンチメンバーの元へと駆け寄り、喜びを分かち合った。

 先制後は北朝鮮に主導権を握られる展開となったものの、ここで植田が立ちはだかる。相手が放り込んでくるロングボールを打点の高いヘディングでことごとくはね返し、攻撃の形を簡単には作らせない。守備に回る時間が長くはなったが、「楽しかったですね。蹴って来てくれて。僕ははね返す方が得意なので」と制空権を握り続けて、1-0の完封勝利へと導いた。

 本職の守備でも任務を遂行したことで、「すべての試合でゼロを目指しているので、ゼロに抑えられたのは非常に大きいし、次にもつながると思う」と胸を張る。手倉森誠監督も「攻守によくやってくれた」と称賛するように、攻守においてその存在感は絶大だった。

(取材・文 折戸岳彦)
●AFC U-23選手権2016特集

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