出番がなくても“次”がある…U-23代表MF井手口「良い準備をするだけ」
ゲキサカ / 2016年1月15日 7時5分
96年8月23日生まれの19歳。MF井手口陽介(G大阪)はリオデジャネイロ五輪アジア最終予選(AFC U-23選手権)に参加しているU-23日本代表メンバー23人の中で最年少となる。
13日に行われたグループリーグ初戦の北朝鮮戦では出番は回ってこなかった。ベンチから戦況を見つめていた井手口は、「環境や相手を考えるとすごくやりづらかったと思います。それでも試合に出ている選手、出ていない選手を含めて、すごくテンションが高かったし、皆がチームのために動けていたからこそ試合に勝てたと思います」と23人全員で戦えたからこそ、勝利を収められたと話した。
昨季は所属するG大阪でJ1リーグ8試合に出場。ピッチに立つ機会は限られた。U-23日本代表でもボランチには主将のMF遠藤航(浦和)を筆頭に、MF大島僚太(川崎F)、MF原口力(川崎F)と常連メンバーがそろうため、簡単には出場機会を得られないだろう。だが、前だけを見てコンディションを整える。
「出番がなくても、次があります。次に向けて良い準備をするだけです」
出場機会は限られるかもしれない。しかし、グループリーグは中2日の過密日程で行われ、手倉森誠監督も「選手を出入りさせて大会を進めたいという準備はしている」と語っていたように、ピッチに送り込まれる機会は訪れるだろう。「自分が試合に出たら、球際の強さやセカンドボールの奪取で絶対に負けない気持ちでプレーしたい」。19歳の若武者は来たるべき出場機会に向けて、牙を研ぎ続ける。
(取材・文 折戸岳彦)
●AFC U-23選手権2016特集
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