トップ昇格の大宮FW黒川「自分のプレーでチームを勝たせたい」
ゲキサカ / 2016年1月17日 3時23分
今シーズン、大宮アルディージャには、過去最多となる4選手がユースからトップチームに昇格した。その中で、最も若い背番号を与えられたのが、MF黒川淳史である。切れ味鋭いドリブルを武器にチャンスをつくり出すアタッカーは、昨年もU-18日本代表に選出されたが、夏以降は度重なる負傷に苦しめられ、ピッチから遠ざかっていた。
それでもチームは、そのポテンシャルを高く評価し、トップチームに昇格させた。27番の付いた新シーズンのユニフォームに初めて袖を通した黒川は、「早くピッチに立って、自分のプレーを見せたいなと思います」と、気持ちが高ぶった様子だった。
トップチームに昇格した4人の中で、最も若い番号を受け取ったことについては、「そこは関係あるんですかね?」と首をかしげたが、地元出身の選手育成に力を入れているチームの期待はひしひしと感じている。「期待されているのはわかっていますし、その期待に応えられるように1年目から頑張りたいです」。
昇格が決まってからも、急に負傷が癒えるわけではない。はやる気持ちを抑えながら、まずは自身の意識を変えていった。「いろいろケガとかがあって、ずっとサッカーができない時期がありました。そのときにユースのままではなく、プロに向けて気持ちを切り替えてきたつもりです。たとえば練習の開始前も、ただ練習場に行って、軽く動いて練習するのではなく、早めに練習場に行って体幹トレーニングを入れたりしてきました」。
今季、すぐにトップチームに合流するために調整してきた黒川は、すでに負傷も完治し、トップチームの選手たちと自主トレをしていた。「この1週間くらい、一緒にやっていました。みんなうまいし、みんな優しくて、明るくて、とても楽しいです」と、目を輝かせる。
高卒ルーキーだが、1年目から試合出場を狙っていく。今季の目標について問われると、「NACK5スタジアム大宮のピッチに立って、自分のプレーでチームを勝たせたいです」ときっぱり。「始動が待ち遠しいです」と、初々しさも見せながら、いよいよプロの舞台に挑戦する。
(取材・文 河合拓)
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