元日本代表FW前園氏がU-23代表MF南野へエール「エースが点を取ればより勢いに乗れる」
ゲキサカ / 2016年1月19日 19時10分
1996年に7大会ぶりの五輪へ導いた元日本代表前園真聖氏が、現在カタールでリオデジャネイロ五輪アジア最終予選を戦うU-23日本代表へエールを送った。
16日、味の素スタジアムで行われた『F5WC THE WORLD FOOTBALL FIVES』(F5WC)の日本予選決勝に、大会公式アンバサダーとして出席した前園氏。U-23代表はここまでグループリーグで北朝鮮に1-0、タイに4-0と連勝し、他会場の結果から19日の第3節サウジアラビア戦を前に首位通過を決めていた。
「初戦、北朝鮮に勝ったということがチームに落ち着きをもたらしたのかなと思います。次の3戦目もいろいろ試しながら、全力で試合に取り組んでいって欲しいと思います。今、2連勝していますが、これから疲労も溜まってくると11人以外の選手も最善の準備が必要です。普段通りのプレーができるよう、リラックスして戦って欲しいです」
U-23代表はサウジアラビア戦を終えると22日に準々決勝でB組2位のイランと対戦。ここからはノックアウト方式の負けられない戦いとなる。「ここに来て特別何かをやるということはできないと思います。今までの戦いで積み重ねてきた自信をしっかりと持つこと、チームで同じ方向を向いて戦うということが重要だと思います。これからオリンピックがかかった負けられない戦いが続きます。今まで以上に戦う気持ち、勝ちたい気持ちを持って、頑張ってください」と前園氏はエールを送る。
中でも前園氏は、MF南野拓実(ザルツブルク)に注目している。南野は昨年1月にオーストリア1部の強豪ザルツブルクへ完全移籍。きっちりと出場機会をつかんでチームの国内2冠に貢献すると、今季もここまでリーグ戦19試合で7ゴールを挙げている。しかし、期待されて臨んだ今大会初戦の北朝鮮戦では先発出場も本領発揮とはいかず、第2節タイ戦でも後半33分から途中出場するも得点に絡むことはできず、不完全燃焼の試合が続いている。
前園氏自身も1996年のアトランタ五輪予選をエースでキャプテンとして戦い、準決勝のサウジアラビア戦では2ゴールを挙げ、日本を1968年メキシコシティ五輪大会以来、28年ぶりの五輪本大会出場へ導いていた。前園氏もエースとして戦う南野の重圧は痛いほどわかっている。「彼はこのチームのエースと期待されていますし、その素質があると思いますが、まだ結果が出せていないが、エースが(ゴールを)決めれば、よりチームが勢いに乗ってくるのは、彼が一番分かっていると思います」と、エース南野の活躍に期待を寄せた。
※F5WCとは
2013年にドバイでスタートした16歳以上のアマチュア選手を対象とした世界最大のアマチュア5人制サッカー大会。世界32か国で予選大会が開催し、各国の予選大会の優勝チームがその国の代表として世界大会に出場する。本大会には「マンチェスター・シティ」等のスカウトが視察するなど、世界中から注目されている大会。
今月16日の日本予選決勝では現役大学生を中心とした『TamaChan』が日本代表として、3月にタイのバンコクで開催される世界大会への出場を決めている。優勝した『TamaChan』のコメント等はコチラ。
●AFC U-23選手権2016特集
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