[新人戦]東京五輪目標に掲げる静岡学園の注目GK山ノ井、今年はU-19代表、高校選抜入り狙う
ゲキサカ / 2016年2月1日 23時14分
[1.31 静岡県高校新人大会中部地区決勝 清水桜が丘高 0-3 静岡学園高 藤枝東高G]
静岡学園高の注目GK山ノ井拓己(2年)はこの日、ハイレベルな守護神争いを展開しているGK田原智司(2年)に続いて後半開始から出場。守備機会はそれほど多くなかったが、それでも最後尾から声を出し続け、相手の少ないチャンスもしっかりと封じて無失点で試合を終えた。
14年度の全国高校選手権では1年生守護神として全国8強入りに貢献。そのGKは今冬の全国高校選手権出場を逃したものの、1月10日に開催された日本高校選抜候補の第1次選考メンバーに名を連ね、2月の選考合宿参加も有力視されている。年代別の日本代表入りを狙う山ノ井にとっては大きなアピールチャンス。「(参加できたら選手権で活躍した選手たちを)食ってやろうと思っていて、それでやっぱり代表に入りたいので代表への一歩にしたい」と力を込めた。
世代屈指の実力者はナショトレGKキャンプメンバーにも選出されてきたが、年代別日本代表入りはまだ果たすことができていない。代表入りは今後、進路を決める上でも重要な要素と考えている。「今年代表入って複数オファーがあればプロでも通用すると思うんですけどでも、代表も入れなくてプロのオファーも少ないようだったら大学進学も考えている。自分は(東京)オリンピックに出たい。出るためにやれることはやっておきたい」
強みはDFライン背後の対処やハイボールの強さ。そしてここぞの場面で見せる勝負強さは群を抜く。一方で安定感向上は指摘されてきた部分で「ビルドアップも近めの距離は出せるようになっているんですけど中距離のパスだったり,(日本代表の)西川選手みたいに一本でケリつけられるようなものがないので確かなものにしていきたい」と課題を口にする。強みを発揮して、課題を少しでも改善して目標を達成する。
「安定したパスをしつつ、必要なときに止めてあげてチームを楽にできるようにしていきたい」という注目守護神。チームとして結果を残し、個人としてもまずは高校選抜、そして同じ高校2年生のGK廣末陸(青森山田高)が継続して招集されているU-19世代の日本代表に選ばれることを目標に高校ラストイヤーを過ごす。
(取材・文 吉田太郎)
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