[東京都クラブユースU-17選手権]東京Vユースが後半3発逆転!!トリプレッタユース下し、無敗の3位
ゲキサカ / 2016年2月11日 22時25分
[2.11 東京都クラブユースU-17選手権・3位決定戦 東京Vユース3-1トリプレッタユース 味フィ西]
第17回東京都クラブユースU-17選手権大会の3位決定戦が11日、味の素フィールド西が丘で行われ、東京ヴェルディユースがFCトリプレッタユースに3-1で勝利した。開始4分に先制されるも、後半7分に追いつくと、終了間際の後半41、44分にDF小幡裕稀(2年)が連続ゴール。3発逆転の3位で大会を終えた。
7日に行われた決勝リーグの最終戦で勝ち点2差の三菱養和SCユースと1-1で引き分け、辛くも決勝行きを逃した東京Vユース。試合前から「予選で負けていないのに決勝に行けずに悔しかった。その悔しさを3位決定戦で晴らすためにも、無敗で終わろうと意気込んでました」と主将のDF深澤大輝(2年)は明かす。
この日の東京Vユースは、U-18日本代表のMF渡辺皓太(2年)とMF藤本寛也(1年)がともに足首の故障で不在。加えて養和戦を欠場した主力組のMF大久保智明(2年)とMF平田竜士(2年)はベンチスタートとなった。
この采配について、藤吉信次監督は「前の試合(養和戦)の前半が特に良かった。いい試合をしたメンバーは、その分チャンスをもらえるというのはやっていきたい」と言い、「誰が出てもいいように。誰が出ても関係ないチーム作りをしていきたい。怪我やインフルエンザがあるなかでメンバーが入れ替わっているのはチャンス。意欲があって、能力があって、コンディションがいい奴が出るべき」と狙いを明かした。
無敗での3位を狙う東京Vだったが、先制したのはトリプレッタ。前半4分、右CKからのゴール前混戦。FW山口ツンデローレンスとPA内正面で競り合った小幡がファウルを取られ、PKを献上する。これをMF宮澤亮太朗にGKの逆を突く形でゴール左へ決められた。まさかの失点。1点を追う展開となる。その後は裏を狙ったパスを出すも、いずれもオフサイド。決定機にはつながらない。
前半38分には早くも2枚を交代。「2人が悪かったわけではなく、あの時間帯でリズムを変えたかった。ハーフタイムで相手もエンジンを変えてくるだろうから、その前に畳み込めれば」(藤吉監督)という狙いで、MF大森渚生(1年)とDF橋本新生紀(1年)に代わり、大久保と平田を投入する。大久保が起点となり、徐々にらしさを見せ始めるなか、0-1でハーフタイムを迎えた。
すると後半最初の決定機で東京Vユースが同点に追いつく。後半7分、大久保の右CKから深澤のヘディングシュートはクロスバーを叩くも、こぼれを粘り強く押し込むと、再びゴール前へ流れてきたボールを深澤が右足で押し込んだ。
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