[新人戦]大分が2点先取も、勢い落ちなかった鵬翔が追いつきドロー:九州

[2.12 九州高校(U-17)大会第1ブロック第1節 鵬翔高 2-2 大分高 県立サッカー・ラグビー場B]

　平成27年度九州高校(U-17)サッカー大会第1ブロック第1節の鵬翔高(宮崎2)対大分高(大分1)との一戦は大分が2点先取したが、後半2点を奪い返した鵬翔が2-2の引き分けに持ち込んだ。

　前半は大分がほぼパーフェクトな試合を見せる。アンカーに位置するMF永松涼介主将(2年)が左右にボールを散らしながら長身FW前田優希(2年)やFW古田武尊(2年)がダイナミックな動きでゴールへ迫る。そして前半17分、MF山本光彦(2年)が右サイド後方から上げたクロスボールをCB佐藤大地(2年)が頭で合わせて先制点を奪う。

　鵬翔も10番FW海老名嵐(1年)中心に反撃するが、前半は相手の厳しいプレスの前に思うような攻撃をすることができず。シュートゼロに終わってしまう。逆に大分は30分にも左SB中島翔太(2年)のクロスが相手のミスを誘い、最後はMF河野泰誠(2年)が頭で押し込んで2-0とした。

　それでも後半、大声でチームを励ますGK原田健次郎(2年)中心に非常に明るい雰囲気で戦う鵬翔は19分にMF野田海乘(2年)のアシストから海老名が追撃ゴール。そして25分には左SB平野雄大(2年)のクロスが中央のFW宇津元伸弥(1年)へ入り、最後は交代出場MF草野大輔(2年)が押し込んで引き分けに持ち込んだ。

[写真]前半30分、大分はMF河野がヘディングシュートを決めて2-0とリードを広げる