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内田、そしてU-23代表組、鹿島の先輩の言葉や活躍刺激に、U-19代表MF久保田和音はアジア突破目指す

ゲキサカ / 2016年3月10日 8時1分

内田、そしてU-23代表組、鹿島の先輩の言葉や活躍刺激に、U-19代表MF久保田和音はアジア突破目指す

[3.9 練習試合 U-19日本代表候補1-2全日本大学選抜 味フィ西]

 U-19日本代表候補のMF久保田和音(鹿島)は練習試合に左MFで先発して1本目の30分間プレー。「30分という短い時間だったんですけれども、なかなかボールに絡めずに自分の特長である攻撃のテンポだったり、そういうところが出せなかったのでもっと絡んでいけるようにしていかないといけない」と反省した。ボールに絡むシーンが少なく、周囲と連動する面でも満足のいく内容にはならず。それでもカウンターからFW小川航基(磐田)、FW和田昌士(横浜FM)との連係で一気にボールを運ぶシーンもあっただけに、「ああいう形をどんどん増やして次の試合に繋げていければいいと思っています」と向上させていく考えを示した。

 U-19日本代表での自身の役割について「このチームではサイドやっているのでタメをつくって、どっちかというと(突破するよりも)繋ぐ役がボクだと思っているのでそういうところを意識していかないといけないと思っています」。この日は右にスピード、推進力を備えたMF佐藤亮(明治大)が先発起用されて局面を破る動きを見せていたが、自分は左サイドで正確にボールを動かして攻撃のリズムをつくることを考えている。そして連係で崩し、精度の高いラストパス、クロスボールでゴールをもたらす。
 
 大阪桐蔭高時代は中央のポジションでゲームをコントロールしながらも、PAの近くで発揮される閃きとテクニックがとても脅威になっていた。「なかなか出せていないですね。そこも出していければいいんですけれども、なかなか上手くできていないのでそこも意識していきたい」。チームのバランスを取りながらの攻守も光っているが、試合を決めるような力も持っているだけにチャンスあればその部分でも貢献していくつもりでいる。

 前日8日には鹿島OBの日本代表DF内田篤人(シャルケ)がU-19代表候補の激励に訪れた。久保田本人も「たまに言われるんですけど……」と語るように、醸し出す雰囲気は内田と似たものがある。鹿島で結果を残し、現在世界で戦う先輩は目標とする存在だ。「昨日も『シャルケで待っている』とみんなに言ってくれて。そういうふうになっていかなければいけない、頑張っていかなければいけないと思っています」

 代表チームでの目標はU-20W杯出場。鹿島の先輩ではGK櫛引政敏、CB植田直通、MF三竿健斗の3人、また岡山へ期限付き移籍中のMF豊川雄太がU-23日本代表としてアジア突破を果たしている。「オリンピックの一個上の世代の試合もみて(アジアは)厳しい試合だと分かっている。チームの人が世界で戦って凄い刺激を受けている。ボクもしっかり頑張っていけたらいい。まずは予選を突破して世界に出たいなと思います」。鹿島で試合出場を増やして自身も成長を遂げ、少しでもU-19代表を底上げしてアジア予選を迎える。

(取材・文 吉田太郎)

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