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3戦12発、名古屋U18がプレミアWESTへ弾みのプーマ杯制覇

ゲキサカ / 2016年3月14日 21時21分

3戦12発、名古屋U18がプレミアWESTへ弾みのプーマ杯制覇

[3.13 プーマカップ群馬大会決勝 名古屋U18 6-0 関東一高]

 3月12日から13日にかけて2016プーマカップ群馬大会Ⅱが群馬県高崎市内にて開催され、決勝で関東一高(東京)を6-0の大差で破った名古屋グランパスU18(愛知)が優勝を飾った。

 今年からチームを率いる名古屋の山崎真監督は「プレミアリーグWESTが始まってしまうと、なかなか関東のチームと試合をする機会がなくなる。こういう場で経験できるのは大きい。(コーチを務めていた)広島ユース時代にも参加させてもらっていたが、Bチームもバチバチの熱い試合をさせてもらえるので、良い刺激をもらえる大会です」と、強い意欲を持っての大会参加だったことを明かした。

 初日のグループステージで前橋育英高と韮崎高を3-1のスコアで連破していた名古屋は、サテライトチームにU-17日本代表DF青山夕祐らが招集される中でのメンバー構成だったものの、決勝でも関東一を寄せ付けない内容で圧勝。ゴール前で一気にスピードアップする攻撃を繰り返して相手守備陣を切り崩し、U-18Jリーグ選抜のMF田中彰馬がハットトリックを完成させるなど大量6得点。「1対1の部分で差が出てしまった」(関東一・小野貴裕監督)相手に得点を重ねて、新チームの可能性を見せ付けた。

 一方、関東一も実験的な布陣ながら、ボランチの尾崎碧、石井賢哉らが中心となってボールを動かし、試合途中までは名古屋に粘り強く対抗することに成功。終盤に大量失点を喫してしまったのは反省材料だが、小野監督は「大会全体を通じて、すごく手ごたえはあります」と前向きだった。昨年はメンバーを固定気味に戦って、夏の高校総体では全国4強まで進出。ただ、「固定したメリットもあったけれど、デメリットもあった」(小野監督)。肝心の高校選手権予選では「選手がそろわないときに戦力が露骨に落ちる感覚があった」と言うように、結果を残せず。その反省を踏まえて「今年は選手層を厚くしたい」と多くの選手にチャンスを与えながらのチーム作りに取り組んでいる。「今年の東京は國學院久我山さん、駒澤大高さんに選手権で結果を残したメンバーが多く残っていて、成立学園さんや帝京さんも凄く力のある代。まず、そういう(レベルの高い)東京を突破するんだということを第一目標に取り組んでいきたい」と語った。

 ここから春休みに入り、各チームがエンジンをかけ直す時期。この時期にしっかりと良い準備をできるかどうか。それが、チームの結末を大きく左右することになる。

(取材・文 川端暁彦)

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