岡山、水戸との壮絶な試合制すも笑顔なし…ヘッド2発の岩政「2失点は余計だった」
ゲキサカ / 2016年3月20日 16時46分
[3.20 J2第4節 水戸2-3岡山 Ksスタ]
後半アディショナルタイムに1点ずつを取り合った壮絶な試合はファジアーノ岡山が水戸ホーリーホックに3-2で勝利した。岡山は開幕からの無敗(2勝2分)をキープ。水戸はホームで今季初勝利とはならなかった。
「水戸さんがすごい勢いでくるとわかっていた。入りは押され気味だったが徐々にペースを取れて理想的だったが、パワーに押されて非常に厳しいゲームでした」
そう試合後のインタビューで長澤徹監督が語ったように、岡山は前半劣勢だったが、流れをつかむと後半7分に先制点を挙げる。左サイドからMF片山瑛一がロングスローでゴール前にボールを入れると、DF岩政大樹がDF宋株熏のマークを振り切ってヘッドで押し込み、均衡を破る。さらに同17分、カウンターから片山の折り返しを受けたFW押谷祐樹が左足で流し込み、スコアを2-0とした。
今季初勝利を目指す水戸も反撃に出る。後半19分、FW佐藤和弘のスルーパスは相手DFにカットされるも、こぼれ球に反応したMF内田航平が中央に折り返し、FW三島康平が右足で押し込んで1-2とした。直後の20分にも決定機が訪れたが、FW佐藤和弘のシュートはGK中林洋次の正面を突き、逆転とはならなかった。
試合はこのまま終了かと思われたが、4分と表示されたアディショナルタイムにドラマが待っていた。まずはアディショナルタイム2分、水戸はMF兵働昭弘の素早いリスタートからDF田向泰輝が上げたクロスを、途中出場のFW宮本拓弥がヘディングシュートを叩き込む。今季、早稲田大から加入した大型FWがJデビュー戦で初ゴールを決め、水戸が2-2と土壇場で追いついた。
しかし、岡山も最後まで諦めなかった。アディショナルタイム3分、片山のロングスローの流れから泥臭くボールに食らいついてパスをつなぎ、最後は片山が右から上げたクロスをファーサイドの岩政が頭で合わせる。ふわっとしたシュートがGK笠原昂史の頭上を越えて右サイドネットに吸い込まれ、岡山が3-2で劇的な勝利をおさめた。
この日、2得点を挙げたキャプテンの岩政は「勝てたのは良かったが、2失点は余計だった」と厳しい表情で語った。また、3アシストの片山は「ゴールに関わる仕事を意識して常にやっているので、練習の成果が出た。クロスだったり、ゴール前にいいボールを供給できるようにやっていきたい」と今後へ意気込んだ。
●[J2]第4節 スコア速報
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
終了間際に同点→PK失敗→逆転V弾…10人の秋田が怒涛の展開で千葉に勝利!
ゲキサカ / 2024年4月21日 16時32分
-
三浦弦太が90+9分劇的決勝ゴール!! G大阪が5戦ぶり白星、18歳DF一発退場の鳥栖は最後に耐え切れず
ゲキサカ / 2024年4月14日 17時19分
-
横浜FMが2連勝、A・ロぺス&植中がゴール G大阪は4戦未勝利&今季初の複数失点に
FOOTBALL ZONE / 2024年4月10日 21時3分
-
注目の優勝候補対決は横浜FMに軍配! 神戸は大迫の負傷交代&GK前川の一発レッド響く
ゲキサカ / 2024年4月7日 16時15分
-
西久保駿介1G1Aにペイショット2発! 磐田は京都を圧倒も終了間際にパリ五輪最終予選控える鈴木海音が頭部負傷か
ゲキサカ / 2024年4月7日 16時10分
ランキング
-
1最新データで発覚…大谷翔平176号は「誰も動いてない」 明かされた驚愕の「30/30」
Full-Count / 2024年4月23日 17時3分
-
2大谷翔平がMLB日本人通算HR記録を更新 それでも超えられない「ゴジラ松井」という高い壁
NEWSポストセブン / 2024年4月23日 17時30分
-
3《水原一平ショックの影響》大谷翔平 真美子さんのポニーテール観戦で見えた「私も一緒に戦うという覚悟」と夫婦の結束
NEWSポストセブン / 2024年4月23日 7時20分
-
4レイカーズ 敵地で最大20点リードも大逆転負け…対ナゲッツ10連敗でPO1回戦0勝2敗 八村は3得点
スポニチアネックス / 2024年4月23日 13時39分
-
5【F1】角田裕毅〝謎の大不振〟の理由をマルコ博士がズバリ指摘「最善の決断ではなかった」
東スポWEB / 2024年4月21日 13時48分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください