「削るまでいかなくても」長友が“先手必勝”誓う
ゲキサカ / 2016年3月23日 21時20分
先手必勝で主導権を握る。日本代表DF長友佑都(インテル)は24日のW杯アジア2次予選・アフガニスタン戦(埼玉)に向けて「相手が引いてくるのは正直やりづらいところもあるけど、サイドバックの選手はなるべく高い位置を取って、どんどん攻撃参加していかないといけない。サイドバックの攻撃参加は鍵になるのではないかと思う」と語った。
サイドの攻防では駆け引き、心理戦も大事になる。「相手とのメンタル的な駆け引きで、削るまではいかなくても、開始10分の間にわざと『俺がいるんだぞ』というところを見せるような駆け引きはセリエAでもやっている」。心理的に優位に立つ意味でも、立ち上がりから球際で激しくチャレンジする必要性を説く。
「南米の選手はそれをやらないと、『お前、何をやってんだ』と言われるぐらい。危険な位置でのファウルは必要ないけど、危険な位置でないなら、相手との精神的な駆け引きは大事になってくると僕は思っている。すべてがクリーンなプレーでは怖さも出ないし、球際の激しさも出ないと思うので、激しく行くところは行くべきだと思う」
フィジカル面では世界で最もハイレベルなリーグと言われるセリエAで6シーズン目を迎えた長友の言葉には説得力もある。19日のローマ戦では俊足のエジプト代表MFモハメド・サラーとマッチアップ。「あれだけ速い選手と1対1ができるのは僕個人としては楽しみ。相手が速ければ速いほど、うまければうまいほど、僕は燃えるタイプなので」と笑った。
「サラーはチャンピオンズリーグでレアルと対戦したときにセルヒオ・ラモスとかマルセロをぶち抜いていた。でも、インテルとしてこの前戦ったときはすごくいい形で守れたと思うし、1対1もすごく楽しかった。僕自身もまだまだもっとすごい選手を止められる努力をしないといけないと思っている」。イタリアで充実した日々を過ごす長友。その経験を今度は代表に還元するときだ。
(取材・文 西山紘平)
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