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[船橋招待U-18大会]東福岡が春の“プレ全国大会”を7発V!

ゲキサカ / 2016年4月4日 7時35分

[船橋招待U-18大会]東福岡が春の“プレ全国大会”を7発V!

[4.3 船橋招待U-18大会決勝 東福岡高 7-2 桐光学園高 グラスポ]

 第21回船橋招待U-18サッカー大会は3日午後、決勝戦を行い、昨年度全国2冠の東福岡高(福岡)が桐光学園高(神奈川)に7-2で快勝。優勝した。

 決勝に出場した両校をはじめ、地元の名門・市立船橋高や選手権準Vの國學院久我山高、同8強の前橋育英高などが優勝を争った春の“プレ全国大会”ともに言える船橋招待を東福岡が圧勝で制した。昨年度全国高校総体と全国高校選手権優勝を果たした東福岡に対しては、2月の新人戦九州大会、3月のサニックス杯国際ユース大会、そして今大会でも対戦校の選手たちが「打倒・東福岡」を果たすために目の色を変えて挑戦。王者にとってはこれまで以上に厳しい戦いが続いているが、それでも新人戦県大会、九州大会優勝、サニックス杯はU-17日本代表に決勝で敗れたものの準優勝、そして今大会でも優勝を果たすなど、多くのメンバーが経験値を高めながら結果を残し続けている。

 CB児玉慎太郎主将(3年)は「サニックスではヒガシに対して気合入れてくるチームに少し身構えてというか、立ち上がりがあまり良くないという試合が多かったんですけど。きょうも前半早い時間に点を決めることができましたし、自分たちに向かってくる相手に慣れてきたというか、少しずつ対応することができるようになってきていると思います」と説明。この決勝でも試合開始直後の先制点で主導権を握った。

 東福岡は右サイドから中央へと切れこんだMF福田湧矢(2年)が左足一閃。「シュート自体は、たまたままぐれで入ったんですけど、立ち上がりなので積極的に打とうと思って打ちました」という2年生MFのゴールによって試合開始1分も立たないうちにリードを奪う。対して期待の大型CB加藤優太(2年)を負傷で欠く桐光学園は日本高校選抜MF鳥海芳樹(3年)を軸としたポゼッションで反撃。相手の鋭いプレスの中で勇気を持って繋ぐ桐光学園は4分に日本高校選抜SBタビナス・ジェファーソン主将(3年)の突破からチャンスを迎え、FW鈴木太我(3年)がシュートへ持ち込む。そして19分には相手DFのミスパスをインターセプトしたMF西川公基(3年)がGKをかわして同点ゴールを決めた。

 だが、東福岡は日本高校選抜MF鍬先祐弥(3年)が「自分たちがボールを奪ったあとに自分たちのシャドーの位置が凄くフリーになっていたのでボールを奪ったらそこを見ることを意識していた。前半そこをよく使えていたので展開も楽だったと思います」と振り返ったように、ボールを奪うと日本高校選抜の10番MF藤川虎太朗(3年)とMF高江麗央(3年)の両シャドーを活用。決勝は午前の準決勝に続いてこの日2試合目だったが、奪ってからの切り替えが非常に速い東福岡は藤川と高江を起点とした崩し、また身体能力に長けた左SB小田逸稀(3年)も多く攻撃に絡んで来る中でサイド攻撃も迫力を増してゴールを連発してみせる。

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