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香川、ダービーで芸術ループも「勝たないと意味ない」

ゲキサカ / 2016年4月11日 11時53分

香川、ダービーで芸術ループも「勝たないと意味ない」

[4.9 ブンデスリーガ第29節 シャルケ2-2ドルトムント]

 ブンデスリーガは9日、第29節3日目を行い、MF香川真司の所属するドルトムントは敵地でシャルケと対戦し、2-2で引き分けた。2試合ぶりに先発した香川は後半4分に2戦連発今季7得点目となる先制点を決めたが、チームは引き分けに終わり、「勝ちたかった。悔しい引き分け」と喜びはなかった。

 0-0で折り返した後半4分、香川が右サイドから前線に縦パスを入れると、MFモリッツ・ライトナーがヒールで落とし、走り込んだ香川が右足ワンタッチでループシュート。ふわりと浮かしたボールはGKの頭上を越え、鮮やかにゴールネットを揺らした。

「うまくワンツーで抜けられたので、シュートを打つ良い判断ができたと思う」。芸術的なループ弾でルールダービーでは昨年11月8日にホームで行われた第12節(3-2)に続いて2戦連発。ダービー通算4ゴール目となったが、「勝たないと意味がない。勝っていればいいけど、勝っていないので。素直にうれしくはない」と厳しい表情で語った。

 2016年公式戦無敗(14勝4分)を守ったドルトムントだが、リーグ戦の連勝は3でストップ。首位バイエルンとの勝ち点差が残り5試合で「7」に開き、4シーズンぶり9度目のリーグ制覇は難しくなった。

「今日の試合はすごくもったいないし、絶対に勝たなきゃいけない中で勝てなかったので、(優勝争いは)すごく厳しい戦いになると思う。正直、バイエルンは今からリーグ戦で2連敗、3連敗するようなチームじゃない。すごく厳しいとは思っているけど、最後までやるしかない」

 リーグ戦の逆転Vは厳しくなったが、DFBポカール(ドイツ国内杯)でベスト4まで勝ち残っているほか、ヨーロッパリーグ(EL)も準々決勝を戦っている。この日も14日のEL準々決勝第2戦・リバプール戦を見据え、FWピエール・エメリク・オーバメヤン、MFヘンリク・ムヒタリアン、MFマルコ・ロイス、MFイルカイ・ギュンドガンらがベンチスタートとなり、DFマッツ・フンメルスも前半でベンチに退いた。

 香川自身、7日のEL準々決勝第1戦・リバプール戦(1-1)は出番がなく、この日が公式戦3試合ぶりの先発だった。チームとして3つのタイトルの中でどこにプライオリティーを置いているのかを聞かれ、「それは僕自身は分からないけど、メンバーがすごく代わったので、(ELの)リバプールとの試合も意識していると思う」と率直に答えた。

「逆に今日の試合に出た僕たちはこういう中でも勝たないといけない。切り替えてやるようにした。しっかり結果やプレーで示すしかないのでそれを意識した」

 ELで出番のなかった悔しさもぶつけたリーグ戦2戦連発弾。自身の先発奪回、そしてチームのタイトル獲得へ、「リバプール戦も残っているし、ポカールもある。どの大会においても可能性がある限り、集中を切らさずに、次の試合に向けてやっていきたい。しっかりすべての大会でやり切って終わりたい」と力を込めた。
●欧州組完全ガイド
●ブンデスリーガ2015-16特集

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