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「中途半端に終わってしまった」…手倉森Jデビューも反省のDF三丸拡

ゲキサカ / 2016年4月15日 17時57分

「中途半端に終わってしまった」…手倉森Jデビューも反省のDF三丸拡

[4.13 練習試合 清水 1-1 U-23日本代表候補 アイスタ]

 手倉森ジャパンのデビュー戦を迎えたDF三丸拡(鳥栖)。今回の静岡合宿で初招集を果たし、「安定した守備を意識し、積極的に攻撃参加して得点に絡みたい」と清水との練習試合に意気込みを示していた。

 前日に行われたフォーメーション練習では、左サイドから好クロスを供給するなど猛アピール。しかし、練習試合では左SBのポジションで先発出場を飾ったものの、守備面では相手に寄せ切れずにクロスを供給される場面が目立ち、持ち味の攻撃参加も控え気味で敵陣深くまで攻め込むシーンは限られた。本人も試合後には納得のいかない表情を見せ、「まったく何もできなかったわけではないけど、中途半端に終わってしまった。もっと思い切って前に出ていけば良かった」と唇を噛んだ。

 3日間の合宿を終えて五輪出場への思いは、間違いなく「強くなった」。「今日のようなプレーでは難しい」と語るようにアピールし切れなかった部分は、チームに戻ってアピールし直すしかない。「しっかりチームで結果を残して、代表にまた呼ばれるように頑張りたい」。初めて手倉森ジャパンを肌で感じたことで、目標は明確になった。再びこの場所に戻ってくるため、鳥栖でさらなる成長を目指す。

(取材・文 折戸岳彦)
●リオデジャネイロ五輪特集

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